自分がこのレビューを書いている2012年現在、MELTY BLOODシリーズは 「MELTY BLOOD Actress Again Current Code ver1.07」というバージョンとなっており、 遂にMBAA以来となる待望の家庭用も販売されております。
というわけで、最近になってメルブラを始めた、という方もいらっしゃると思われます。 そんな方にお薦めしたいムックがこれ! といってもMBAA以降のムックはこれも含めて2冊しかないわけですが。
このムックに記載されている各キャラの情報は、家庭用MBAAが販売される前から アーケードで稼働していたMBAA ver.Aと呼ばれるバージョンの情報です。 古い!確かに古いです! 両儀式すらいない時代です! BLOODHEAT時にサキスパできるなんていつの時代の話だよぉうぉん!! でも、現状ではこれが最良のムック本なのです!
もう1冊発売されているムック本は家庭用MBAAの情報を反映しているため、 情報としては今私がレビューしているこちらのムックのほうが古いです。 しかし、こちらの本では全キャラの全通常技・特殊技・必殺技が写真付きで掲載されているのに 対して、もう1冊のムックでは一部の掲載に限られます。 さらに各種技のフレーム情報もこちらのほうが充実しています。 もしどちらを購入するか迷っているような人がいるのでしたら、 断然こちらをお薦めします!
ま、自分みたいに両方買えばいいと思うよ。
この巻ではにわかに仲村の存在感が増します。
これまでは、春日の佐伯クンへの恋愛物語、と見せかけてきた「悪の華」ですが、
実は仲村と春日の恋愛の物語ではないのか!? と感じさせるのがこの巻です。
確かにこの巻の佐伯は健気で情熱的ですが、なんか嘘くさい感じがします。
理想的な恋愛像を作り上げて、それを演じて酔っているという印象なのです。
それに対して、いままで容赦なく春日をいたぶっていた冷酷無比の仲村は、妙に人間くさくなってきます。
これまでもふとした拍子に、闇の内面の存在をちらりと覗かせてきた仲村ですが、この巻ではそれが正面から描かれています。
勿論、まだ仲村が何を考えているのか、どういう奴なのかははっきりとは分かりません。
しかし、現実のくだらなさにいらだち、どうしようもない憤りをため込んでいることは明らかです。
春日は仲村のいたぶりを真正面から受け止めていますが、それが彼女の救いになっているようです。
仲村は、自分の内面世界を自覚し、世間の嘘くささをはっきり見て取り、それに復讐するポジの存在ですが、
春日の方は、そのことに気づいていないだけで同じ世界を共有しているネガの存在だといえます。
そしてこの二人を仲介して、二人がどういう存在なのかを明らかにするのがいわば現像液としての佐伯さんです。
だしに使われる佐伯さん、かわいそう!?
二人の関係を恋愛といっていいのかどうなのか、その辺は微妙で、むしろ同志と言うべきかもしれません。
確かに誇張された形で描かれ、それに目を奪われると見えるしらける作品ですが、
実際には、誰の心にも澱んでいる暗いエネルギーを取り出して見せた異色のシリアスドラマだと
私には思えます。
MS-DOSの時代からの一太郎ユーザーです。その頃は日本語ワープロは一太郎,表計算はロータス123でしたが,現在はMSの製品に押されっぱなしです。わざわざお金を払ってまで一太郎を買う人は少数派となってしまいました。
私は仕事柄,文章の中に罫線をよく使います。枠がメインの文章はエクセルを使えばよいのですが,文章の中に罫線を入れる,それも罫線の位置が通常や行間など自由にできるのは一太郎の独壇場です。この点だけでも一太郎を手放すことはできません。しかし,少数派とあって職場で使う個人パソコンには導入してもらえません。許可をもらい,自前のノートPCを持ち込んで仕事をしますが,ネットワークへの接続ができず不便と思っていました。
そんな中,一太郎2011創が発売されました。2010で特に不自由は感じていなかったため,スルーの予定でしたが,このプレミアムパッケージには,USBメモリに一太郎やブラウザ,メールの環境を持ち歩くことのできる「oreplug」が付いていました。2010からのバージョンアップは,一太郎・花子・ATOKくらいですが,この「oreplug」に魅力を感じ,購入しました。
一太郎については,正常進化で相変わらず使いやすく,ATOKも進化が感じられます。期待の「oreplug」は,設定もOutlookから簡単に移行できますし,Yahooメールのアカウントも簡単に移行できました。個人パソコンでも一太郎やブラウザ・メールが使えるのは便利。今回のバージョンアップの一押しでしょう。
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