静かだ。ほんとに静かなアルバムだ。
この人の他のアルバムも持っているけれど、ベスト作''は誰がなんと言おうとこれです。これなのです。夜寝る前にじっと耳を傾けながらこのなんともいえない唯一無二の静寂の世界に漂う心地よさといったら、まるで別次元。夜のランニングの時に聞いたりすると、家に帰ってこれなくなるよ・・・
かれこれこのCD買ってから10年弱。そんなにも長い間、自分のCDのヘビーローテーションに入っているというのは、よっぽど自分の波長にあっているんだろうなぁ。
静かなだけではなく、そこはかとない狂気をちらつかせながら淡々と流れるこのアルバム。オススメですぜ。
Bucketheadの芸能生活13周年を記念してリリースされた、2枚組、リージョンフリーのDVDです。 中身は「History of Buckethead」とでも言うべき内容で、 DISC1は1989年〜2005年までの活動記録を収めた数時間に及ぶ映像、ディスコグラフィー、PV集、画集、ギターマガジンに投稿されたアマチュア時代のBUCKETHEADの音源、バケットヘッドフィギュア(付属してませんよ!)のギミック解説などを収録。 DISC2は2004年のボストン、ニューヨークでのライブが、そこそこのクオリティのプロショットで収録されています。(ニューヨークのほうはやる気なさげな感じ…) 現在の垂れ流し状態のBUCKETHEADを強力にサポートする謎のプロデューサー、TRAVIS DICKERSON絡みの活動は 残念ながらTHANATOPSISのPV一つのみで殆ど収録されていませんが、 情報の少ないDELI CREEPSの映像が山のように入っている点は特筆もの。 特に当バンドのフロントマン、MAXIMUM BOB絡みの映像はどれも見どころ満載。 DJ DISKやBRAINも要所で顔を見せてくれる。 全体的に画質、音声ともに荒く、手作り感が漂ってはいますが、兎に角凄いボリュームなので長く楽しめるんじゃないでしょうか。 スーパーギタリストであり、スーパー芸人でもある彼の面白すぎる半生がぎっしりと詰まった、なんとも素敵な作品です。 因みにフィギュアのマスクを外そうとすると呪われるので要注意(笑)
バケットヘッドのアルバムで、一番いいんじゃないかと思う。リフがかっこいい曲も多いし、メロディがいい曲もある。バケットヘッドのテーマなどは、バケットヘッド・ランドにも収録されているが、こっちのヴァージョンの方が良いと思う。ガンズに参加する事で興味を持った人は、この作品から聴いてみると良いと思う。
Bill Laswellをはじめ、Mike PattonやJohn Zorn、Bootsy Collinsら変態オヤジ共に見出されデビューしたギタリストの、決定盤とも云える作品です。 Chemical Brothersが好きだというバケットヘッド。 このアルバムでは彼のそんな趣向が如実表れており、PRIMUSやBOOTSY COLLINS、DJ DISKをゲストに迎えて ファンキーなテクノロックを演奏しています。 どの曲もわかりやすいギターリフが基盤にあるので、HR/HMを知る耳なら誰でも楽しめる内容でしょう。 また、両手タッピングやスキッピングを駆使した派手なギターソロも随所で聴かせてくれます。 因みに東芝EMIから発売された国内盤には、PRIMUSの楽曲をそのままギターインストにしたような コミカルなボーナストラックが収録されていました。(現在廃盤) バケットヘッドはギターヒーローというよりは、John ZornやBill Laswellのような捉えどころのない困った人ですが この盤は完成度が高く、万人にお勧め出来る素晴らしい作品です。
バケットヘッド単体としてのファーストアルバム。後に出くるアルバムの原案ともいうべき作品。録音技術などローファイな部分も多く一つ一つが長い、そのためしばらくしてからこんな名曲が入っていたのかと驚いたりする。ギターキッズにお勧めの一枚だが。先に「GIANT ROBO」を所有している方はニヤっとできる反面、物足りないと思う。しかしファンならば押さえておきたい一枚だろう。
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