この本はたしかNHKが製作した番組の底本だったとおもいます。番組も面白かったですが、この本もテレビの制約を超えて、その世界を広げており、楽しく読める作品になっています。 海に囲まれていながら激しい潮流のため、真の海洋国家とはならなかった日本ですが、その中で「主流」から敢えて外れて海上にその活路を見出した「海の男たち」の話は、自然とロマンに満ちてスケールが大きいものになっています。個人的には特に村上水軍と鄭成功の話には感銘を受けました。 普段あまり接することの無い日本史の一面に触れるという意味で、非常に為になる本です。
アニメ版パタリロ・・久しぶりでした。私はパタリロ世代なのでアニメも毎週欠かさず見ていました。とにかくあのパタリロという斬新なキャラクターが忘れられません。作画も手書きのいい味が出ていて現代アニメと比べて新鮮でした。この「スターダスト計画」原作ではだいぶ長い話でしたがこの映画の時間を見てびっくり48分であの話をどう表現するのか・・と心配でしたが・・面白い。ストーリーの展開も無理はなく笑えたし楽しめました。バンコランとジュニアの回想シーンは美しく当時のアニメを思い出します。昔の映画なんですけどね・・今時分のアニメより起承転結がしっかりしていて良かったです。バンコランのクックロビン音頭も新鮮でした。原作でも映像化して欲しい話がたくさんあります(ありすぎます)今度は30th記念で制作して欲しいですね。あと原作者魔夜 峰央先生の歌声も聞けますのでパタリロ世代の人もそうでない人も見て欲しいです。
手に入れました。見てます。
私は1972年生まれなんで、1968年は当たり前の話なんですが
生まれてないです。
ライダーやウルトラは再放送で見てるんですが、
この009は初めて見ます。
79年版世代なんですが、68年版も面白いです。
007を子供に設定してあるのも新鮮でした。
やはり、009はいつの時代もすごい。
紹介されていた説明通りの商品状態で、傷・擦れ等もなく満足しています。
小西行長のイメージといえば、朝鮮出兵で一本気な戦国武将である加藤清正の足を引っ張る小賢しい印象と、石田三成と気が合う理性的な嫌われ者の人間像をほとんどの人が抱かれると思う。石田三成同様に、数百年にわたって悪い評価を下されている武将だと思う。関ヶ原敗戦後に政治的な思惑で不当に悪印象を誇張されてきたような気がして同情してしまう。むしろ、福島正則や加藤清正等の同時代の人間の中では最も穏やかな人柄で、性格的にまともな人間だったのではないかと思っていた。本書を読んでそういった小西行長のイメージが間違っていなかったということを感じることができた。著者の過去の作品には優れた海洋歴史小説が多数あるが、本書でも実際に海戦を体験したのではと思わせるようにリアルな海戦の記述があったり、兵站や宗教、当時の生活習慣に関する記述がみられたりするなど、読み手を飽きさせない。どういった人間が社会の中で必要とされ、重用されるのかといった人生訓も豊富で、就活を控えた学生にもお勧めできると思います。
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