ごく一部の資格について説明しています。絵が面白いが、技術系の資格なども記載してほしかった。しかし資格がどんなものがあるのか知らない人は公務員を一定の期間勤務すると無試験(ただで)で資格が貰える『特認』という天下り制度が存在するのを知る事ができる。例えば税理士は23年以上、司法書士10年以上、弁理士7年以上、行政書士20年(高卒は17年)以上など。
高等学校の進路指導部や大学の就職部等の資料室に1冊あれば大変重宝だと思いました。よく知られている職業から初めて聞いた職種まで眺めながら日本には本当に多くの職業があることを知る機会を得ました。 網羅性は本書の特徴でありポイントですが、401ページ以降の「職業・しごとキーワード50音索引」に見当たらない職業もあり(365ページ以降のモノを生み出したり組み立てたりする職人仕事は当然ながらもっと種類があります)、多くの人が営む職業の多様性の素晴らしさも実感しました。
1600種類の職種を検索する機会と必要性がどの程度あるのかは別にして、世の中の仕事(職種)の概略を簡単に知るには好都合でしょう。1ページに4種の職業が詰め込まれている場合はマイナーな仕事だと思いましたが、結構これらに興味を覚えました。
本書の内容を具体的に説明しますと、146ページの見開きで解説してある「栄養士/管理栄養士」の項目を取り上げて見ます。栄養士と管理栄養士の違いを含めて職業の内容を詳しく解説してありました。現在の従事者数またはその動向では、93万人の栄養士の有資格者の内、10万人ぐらいが栄養士か管理栄養士として従事し、ほぼ需要が満たされているのが分かります。 「業態、規模、独立開業比率」「必要な学歴・経歴・資格・許認可」「必要な経験・修業・時間・費用」「難易度」「プロセスチャート」「業界団体」「実際レポート」「関連学校・養成学校」等の必要な情報は過不足なく掲載してあると感じました。 また「職としごとのプラスαコラム」も情報量は多くありませんが、読み物として工夫がされています。
なお16ページの「職種データの読み方」の例として「検疫官」が取り上げられてありました。 その中で「現在の従事者数またはその動向」として「職業者数は約350万人」とあるのですが、どのようなデータを元に「職業者数は約350万人」という記述に辿り着いたのでしょうか。日本の総人口の約3%強(就業人口比ではもっと上昇します)が従事する職業として「検疫官」があることはどう考えても疑問を感じますが。なお164ページの「検疫官」の項目ではこの人数は記されていませんでした。
若年層の就職環境の厳しさは相変わらずで、労働環境も一向に改善されず、就職への関門は年々厳しさを加えています。「『なりたい自分』を見つける」という副題は大切ですが、老婆心ながら就いた職業に自分を合わせることの方が実際はもっと大切だと思います。
非常に便利な時代劇本です。
江戸時代の用語役職制度を簡潔に項目ごとに事典形式で説明。
事典形式といっても堅苦しくありません。ズイズイと引き込まれて読めます。
遊郭や食生活はもちろん、また刀の部位の解説、剣術用語も詳しいです。
そればかりか幕府の役職、相続、奉行所など
江戸時代の社会そのものも網羅しているすさまじさ。
元号、将軍の任期、時刻やお金の価値の一覧表、
また髪型などはイラストで説明してあります。
また、巻末には索引といった形で用語の記述ページを記してあります。
これ一冊で時代劇が書ける優れもの、コストパフォーマンス高し。
お勧めです。
似たようなインタビューの本は何冊も読んできたが
これは1番よかった
インタビューされている方は著名人というわけではないが
それだからこそ親近感を持って読むことが出来た
自己PRは自己アピールとイコールではない!
こんなくだりからはじまるこの本を
PR企業に興味のある方はぜひ!
そうでない方もぜひ!
50音順にいろいろな職業が並んでいるので、ぱらぱら見ていて飽きません♪具体的な個人について細かく紹介されているので面白いです。で、見ていると世の中のことが少しわかります。が、並んでいる順番に意味がないので、「将来何になりたいか」を考えるには不向きです。そういう意味では、好きな事別に仕事が分類されている「13歳のハロー…」の方がいいです。が、これには文字にふりがながついていないので、漢字をあまり知らない幼稚園さん、小学生さんにはしごと館のほうがいいと思います。
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