パッケージにはかわいらしい女の子の絵があり、「なんだ、またこの手のゲームか」と一見思ってしまう。たしかに個々人によって好き嫌いがあるのは仕方ない。 だが、このゲームは総合作品としては非常にまとまった傑作なのである。 ゲームの詳細は他の人に譲るとして、とにかく賞賛してみたい。 ☆脚本がすばらしい。悪と戦う正義の話という根本から、恋愛、笑い、感動などの枝葉がバランスよく伸びてまとまっている。 ☆音楽がすばらしい。情景音楽もテーマソングも、この曲がなければこの場面は成り立たないというベストマッチ。 ☆ミニゲームがすばらしい。クリアした後も(5回クリアできるが)、ミニゲームそのほかで何度も遊べる。 GD-ROM三枚組みは伊達ではない。その容量をフル活用して消費者にできるだけ喜んでもらおうとする意図が強く伝わる。 サクラ大戦Vが発売されようとする今だからこそ、ぜひともプレーしてほしい作品である。クリア後は良質の映画を見たような感動を保証しよう。
サクラ大戦恒例のファイナルガイド4冊目となる5のファイナルガイドです。
攻略情報は基礎知識から戦闘攻略まで載っておりさすがファイナルガイドと言えるでしょうかなりの量です。
しかし新次郎の究極称号摩天楼のサムライの攻略チャートが無かったり戦闘パート攻略がアドベンチャーパートと別に掲載されているため見にくかったり巻末企画が紐育の自由な一日攻略と用語辞典以外一切無かったりと残念な所が結構ありました。
3のファイナルガイドみたいにQ&A、スタッフ、キャスト人名録、心に残る感動のイベント、お気に入りキャラクターなど企画を立てて欲しかったです。
それでもファイナルガイドの名に恥じぬ大ボリュームで完全攻略するには頼もしい一冊となるでしょう。サクラ大戦5をプレイするなら是非欲しい一冊です。値段がかなり高くなっていますがそれぐらいボリュームはあると思います。
なんでミニゲームのBGMが入ってないんだヨおおおおおおおお! まあ雰囲気を壊すとかそう言う意思が働いたんだろうさ。すっごい迷惑ですが。
サクラ大戦を知らない人でもこの1冊を手に取れば、サクラ大戦のことが良くわかるほどの良い出来。製作者のロングインタビュー、詳しい解説、その他にも見所満載なので、買う価値は十分にあります。
1996年にゲームとして発売された同名タイトルのTVアニメ版で、自分が「サクラ大戦」に興味を持つきっかけを作ってくれた作品です。 「サクラ」シリーズの作品の中では最も映像化された時間が長いため、花組の日常や各隊員のエピソード、キャラクター達の人間としての成長、花組が次第に絆を深めていく様子などが、じっくりと、深く描かれています。 また、架空時代ではありますが「太正」と言う時代の雰囲気が実に見事に再現されていると思います。懐かしいけど異質な、レトロ調でありながら妙な新鮮さがあり、そこに魅力的なキャラクターや設定が加わることによって絶妙な世界観が作り出されています。 シリアス性の強いストーリー、ゲーム版とは異なった解釈など、賛否両論がある様ですが、そのオリジナルとの展開の違いも、このTV版の魅力の一つだと思います。 おすすめできます!
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