ご主人著の『ブスの瞳に恋してる』より字数やエピソードも多く、読みごたえタップリです。 しかし大島ちゃん、文章が本当にうまい!! 時間も忘れて一気に読んじゃいました。 ブスに産まれた事、いじめられ続けた事、すべては現在の幸せに繋がってたのですね。爆笑ネタの中にも感動ありでした。 余談ですが、オビ推薦文は『さくらももこ』さん。 あ〜あ…さくら先生…エッセイの面白さ、大島ちゃんに負けちゃってんなぁと、確信させられました。
あの原作でここまで支離滅裂な内容になってしまうんだからもう脱帽するしかありません。最高です。正直2巻以降はテンポが悪くて行き詰まりが感じられて面白くないんですが、1巻はある程度話に流れがあってとても面白かったです。
のれんに腕押し状態だった相方が
少しずつ、少しずつ融解していくさまの描写は上手い。
ツンデレキャラがうまくいきている。
そのしっかりしたフリがあってこそ
後半の展開が感動的になる。
書簡形式でやるというアイデアはうまい。
さすが売れっ子放送作家だと思った。
だけど、結末は少々安易だったなあ・・・
せっかく途中までアイデアが輝いていたのに
きれいにまとめましたよ、というドヤ顔ぽいまとめ。
アイデアはおもしろいけど、お話としては陳腐。
そんな印象です。
結婚を控えた私としては、これを読みながら、果たして私の夫となる人は、ここまで私のことを観察してくれるのだろうか?と、思ってしまった。
しかし、ほんと、「セキララ」。
大島さんのあの言動からは考えにくい「かわいい妻」の部分がかいま見れる部分をには思わずニヤリ…としてしまいます。
世の既婚の男性も、時には自分の奥さんを観察して、所々に隠された彼女たちの「サイン」に気づく努力をした方がいいんじゃないかな?と、思わせる本でした。
最近、彼女の詞は恋愛ばかりだと言われてますが、全然良いと思います。
近頃の日本は、くだらない人間が起こす事件や殺人が目に付き過ぎるし、
政治も、弱者である国民を苦しめる傾向にしかありません。
そんな時代だからこそ、大切な事は人を想う気持ちです。
このジャケ写の様なラブラブなシーンを見ていると、心が温まります。
倖田さんは、これからも恋愛や友情の詞を書き続けてください。
歌で世の中を変える事は、決して不可能ではありません。
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