宗教者として同じ時代に生きた親鸞と道元。二人は新しい信仰の創始者であるが、その教えは対照的と思われている。その点を、五木寛之と立松和平の対談を通して、解説する。最初は対談形式なので、やや面食らってしまうが、だんだんと二人の話が進むうちに、深く引き込まれ仏教の奥深い真髄に近づいていく。読み終わっても、1回だけ読んだのでは、ただうわべだけをなぞったような気がして、何べんでも読み返したい濃い内容である。
小学生の頃、深夜のテレビで見ました。 小さい俺にはかなり衝撃。でも単純な話だったから、意味は理解できた。大人の映画だな〜って思ったな。 田舎で農業を営む青年が結婚する話。ウチもちょうど実家で農業やってたんだよな〜。 クライマックス、ジョニー大倉が人を殺してしまったと告白するシーン。そして翌日の桜田淳子。小学生の俺の頭にこびりついて離れなかった(笑) 当時の俺にはちょっと早かった。
道元禅師を知るには、とても良い本。しかし、読み通す覚悟が必要。
人と動物の関わりを、ちょっとつらい気持ちとともに学んだ経験って誰にでもあると思います。そんな気持ちを思い出す絵本です。かわいそうだと思う子どもの思い、人に害を与えるからと駆除する大人のせつない気持ちが伝わってきます。絵もとてもきれいで、素敵です。
このDVDを観てから、実際に松島へ旅行に行きました。日本三景として有名な松島ですが、DVDの中で作家の立松和平さんが旅しながら現地で解説していた「芭蕉の思い」を知ると、旅の趣きは数段深まるように感じました。また芭蕉が訪れた瑞巌寺をはじめ、多くの文化遺産の施設内では写真撮影が禁止されています。このDVDには、そうした美しい映像が多数おさめられており、「映像」の記録としても秀逸だと感じました。俳聖・松尾芭蕉に詳しい人でも、奥の細道の初心者でも楽しめる作品だと思います。
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