グラフィック、声、システム、すべて高いレベルでまとまっています。 シナリオもSF的要素と、いつ殺されるかわからない緊張感があって面白かったです。 ただエンディングが・・・謎が多すぎて賛否両論がありそうです。 少なくとも同じKID製作で名作といわれる「Ever17」のような、一気に謎や伏線が解ける爽快感はありませんでした。 過度な期待をしなければ楽しめるのではないかと。
このレビューを投稿する時点ではRemember11のボーカルコレクション(この作品の歌も収録している) も発売されていますが、「豊口めぐみさんファン」にはこちらの作品をお薦めしたいと思います。 <お薦めする理由=メッセージ+CDドラマ> (個人的には)豊口さんが歌うキャラクターソングでBEST3に入る素晴らしい出来の歌唱曲が収録されています。 またこの作品にはCDドラマの続編(16分弱とボリュームもあり、完成度もかなり高い)に加えて 豊口さんからのメッセージが8分弱収録されており、ファンには充実した内容になっていました。 Remember11ファンで幅広く歌を聴きたい方にはボーカルコレクションがお薦めですが、 豊口さんファンならばこちらの作品がより満足できる内容だと思います。
このゲームのシリーズのボーカル曲はどれも出来がよく、ゲームのストーリーを引き立てるものでした。
いままでゲーム内で聞いてよいと思っていても未発売であったり買う機会がなかった方は聞きなおしてみてください。きっともう一度ゲームをプレイしたくなるでしょう。
これまでのシングルCDの内容(曲だけでなくPVも)がほとんど収録されているということで、これからういういの曲を聞き始める人にはオススメ。
謎が謎を呼ぶ、というより本編では謎が解決しないという名(迷)作、Remeber11の設定資料集。 PS2ソフトの初回限定についてきた冊子の設定資料集のほかにも、サブキャラ設定、予約テレカの絵、ストーリー詳細解説など、そこそこの情報量はある。ハードカバーなので、ファンならば迷わず買ってもいいだろう。 ただし、かなりかいつまんだ解説(1周以上ゲームを攻略していることが前提)だが、やはりここでも最終的な答えを示してはくれない。ただでさえ複雑に絡んだストーリーなので、この本で一旦内容を整理するという意味では、流れが非常にわかりやすくなっているので、便利。 このゲームの真の意図は、ゲームをやりこみ、この本を読んで、最終的にはユーザ自身が導き出そう(できなかったら考察サイトへGO!)。
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