映画館で見たのは公開当時なので今から15年以上前。 その時の映画館の雰囲気までいまでも思い出せるほど、 自分の中に何かを残していった映画でした。
救いを求めることすら知らない、何も与えられずに生きてきた主人公の 邂逅の物語だけど、いろんな選択肢を与えられていない 主人公のとった行動がその当時に自分に 時間であせる事ない何かを自分に与えたのだと思います。
DVDも持っていますが、これはやっぱりブルーレイでも 持っておきたいと思って購入。
後日談ですが、後々アンジェリーナ・ジョリーと結婚したり、 アルマゲドン出演したりするビリー・ボブ・ソーントンとこの主人公は繋がらなくて、 知った時はやっぱりいい役者は化けるんだなぁと感心してしまった・・・・
R・アンリコの「冒険者たち」やG・R・ヒルの「明日に向かって撃て!」、はたまたA・ペンの「俺たちに明日はない」などの"犯罪者物"映画と比較して論じる事で、この作品の評価が結構分かれているようですが、私としては、2人の兄弟と1人の女性の微妙で繊細な三角関係をスタイリッシュな感覚で描いた、S・クローブスの佳作「恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ」のような渋い大人の味わいが漂う"小粋な逸品"という印象が残りましたね…
実話に基づいているそうですが、一見すると荒唐無稽で現実感に乏しい展開にみえるストーリー全編を通じて、監督バリー・レビンソンの繊細で周到な演出(…この微妙な三角関係の危ういバランスが最後まで崩れないのが絶妙)が光り、随所に挟まるギャグ(…台詞も秀逸)が個人的には受けまくりで、充分に堪能させていただきました。ハーヴィー(トロイ・ギャリソン)の登場シーンで、伏線を強調しすぎて、結末のネタバレになっちゃってるのも御愛嬌ですけどね…
端役にいたるまで脇役の出演者が、皆々リアルで存在感が自然、力みの無い演技でリラックスしていて、最後まで観ていて全く飽きがこないのも凄いけれど、何といっても、神経症的な演技が絶品だったビリー・ボブ・ソーントンと、相当飛んじゃってる人妻を生き生きかつ繊細に演じたケイト・ブランシェットの2人がいいじゃないですか…
特にブランシェットは、今まで観た彼女の出演映画(「エリザベス」や「シャーロット・グレイ」etc.)が、ほとんど全部、強靭な意志を持った強い女の役ばかりだったので、これまで抱いていたイメージがあっさりと覆されてビックリ! 改めて"上手さ"と芸域の"広さ"に魅了されてしまいました… これからきっと、どんな役でも変幻自在に演じてしまうメリル・ストリープみたいな大女優になっていくんでしょうねぇ…
人の良い間の抜けたスタントマンを演じたトロイ・ギャリティが、ジェーン・フォンダの息子というのも、へぇーって感じだったけれど、特技!?のゲップを炸裂させた銀行支店長の娘を演じたのがブルース・ウィリスの実娘(スカウト・ラルー・ウィリス)ってのも驚いた! …その妹を演じたのも、実の妹なんだとか、凄いぜウィリス一家っ!
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