特に日本人だけをネタにしたり、日本人がオチになっているものを集めたものではなく、
いわゆる世界の「エスニックジョーク」の中で、日本または日本人が出て来るものを集めた本。
日本人を笑い者にするものはあまりなく、全般的に、よく扱われている印象ですね。
日本人が世界のジョークの中で、どう見られているかを
カテゴリー別にまとめてあって、読みやすい。
合間に解説というよりは、コラムとして、
著者の体験が挿入されていて、これも
東欧など、一般の人にはなじみの薄い国などでの話なので、
興味深いです。
この本のジョークをネタにしての、海外の方との会話は、
気をつけた方がいいと思います。
ネタや、相手によっては気分を害することもあるかもしれないので。
この本のジョークは、品が良くておもしろいものばかりなので、
たいがい問題はないでしょうけど。
日本人どうしの場での話のネタには、いいと思います。
高揚感から恍惚への道筋を記録した、このパキスタンのカッワーリー。 神との合一を体験する目的でイスラム教のスーフィー神秘主義と言われるこの音楽が放つ声の渦は聴き逃せない。
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