大人になって見てみると、突っ込みどころが満載(笑) 昔に見た子供のころとはまた違う意味で楽しめました。
どうせ後から、全作品BOXで、出す可能性は高いのですが・・・
DVD版より、色が鮮やかで、字幕が奇麗。音声は、ロスレス音声再生可能なら、格段に良いです。
特典映像は、DVD版と違うものも、収録されています。
BDライブは、この作品と全然関係ないもので残念です。
ロスレス音声再生できない環境、HDMIで接続していないとか、テレビがパイオニアKUROと同程度でないとDVDと違いがわからないかもしれません。
一向にDVD化される気配がないのと、VHS版の安さと売り切れの危うさにあせり、買っちゃいました。 数十年ぶりに観る映像は、過去の記憶が美化されていることを差し引いても、すごい!味がある!笑える!ある意味怖い(笑)!こと間違いなし。 (但し、ジャンルを問わず、名作と言われる作品群の良さを素直に認められる人に限る。どんな作品にせよ、細部においては、時代の流れに勝てませんからね。) 流石に“迫力”においては「指輪物語」のCGに劣るものの、モンスター達の“動きの不気味さ”に関しては、決して劣ることはないでしょう。 ファンタジーファンで、このスケルトンvs探検隊の戦いを見ていない人がいたら、間違いなくモグリであるか、単なる自称ですね。
ハリーハウゼンの全作品の中でも特撮の見応えとストーリーの面白さが一番バランスの取れているのが「アルゴ探検隊の大冒険」だと思います。 これだけでも買う価値があります。 しかし、コマ撮りで空飛ぶ円盤を動かすという似合いそうもないことが独特の効果を生んだ「世紀の謎 空飛ぶ円盤地球を襲撃す」、怪物が小さい時から始まり、しだいに大きくなっていくのが魅力の「地球へ2千万マイル」も見逃せません。 ということで、セットで買って損はないと思います。
ギリシャ神話の有名なアルゴナウタイの冒険を映画化したもので、ハリーハウゼンが自分の作品の中では、一番気に入っている作品だそうです。冒頭に登場する青銅巨人タロス(テイロス)なんて、身長約40mという設定なのにゴジラやウルトラマンなどの日本の怪獣よりも、よっぽど巨大感、存在感が出ています。でもやはりこの映画で一番面白いシーンはラストの骸骨軍団との対戦です。これは後のSF、ファンタジー映画に影響を与えたほど映画史に残る名シーンで、まだ観てない方は是非観て下さい!!
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