1995年リリース、カーマインアピス’Sギターゼウスの1作目・・・リイシュー毎ジャケットが様々変更されてきてますが、基本的に内容は同じ(ラストボーナストラックは、パットトラヴァースとのコラボで既出音源と思います)。カーマインアピス(Dr)・トニーフランクリン(B)・ケリーキーリング(Vo/RhythmG ETC)が演奏するハードロック楽曲に、各ギタリストがソロを入れるという構成・・・11ボブディズリー(B)・2ダグピニック(Vo)・4ジェニファーバトゥン(RhythmG)が参加しています。いかんせん曲がつまらないのが、このアルバムの弱点・・・ギタリストのプレイは最高なのに、本当もったいないですね。これだけのギタリストを集めるカーマインアピスは、さすがの一言ですが、ジェフベックあたりに参加してもらえばこのアルバムの売れ行きが化けたと思いますね(笑)・・・・それにしてもこのリイシューは、高いと思うけど!
のりのりのハードロック。ギターソロがこぶしが回ってていい。 車のレースでよく使われているみたい。
ダグ・アルドリッチを擁するBurning Rainの1st。 普通に考えれば★5でもおかしくないアルバムです。
サウンドはとってもオーセンティックなハードロック。 ギター・ベース・ドラム・ボーカルと、非常にわかりやすい編成で、 余計な要素の見当たらない、実に潔いサウンド・スタイルです。 曲も佳局揃いで、バラエティに富んでおり、アルバム通して聞けます。
何よりもすばらしいのは、メンバー全員がうまいのは当たり前として、 それぞれが個性を出しながらも、それを曲の中で見事に融合させていること。 そして、このスタイルがそのまま2ndに引き継がれることとなり、 さらなる傑作を生み出すことになるのです!
ですので、このアルバムは★4にしました。 他のバンドだったら普通に★5のレベルです。
Burning Rainという、決して知名度は高くはないかもしれない、 しかして、HR/HM史の中で燦然と輝くバンドの最初の一歩。 その筋が好きな人なら、聞かない手は無いでしょう!
1995年、Carmine Appiceを中心としたオムニバス盤です。
このCDは、Carmine Appiceのプロミュージシャン活動・30周年を記念して作られたものです。
演奏は、
Kelly Keeling (Vo, Rhthm G etc), Tony Franklin (B), Carmine Appice (Dr) が、中心で、
Bob Daisley (B on 11), Doug Pinnick (Vo on 2), Jennifer Batten (Rhythm G on 4)が、参加。
で、上記「曲目リスト」にあるように、 豪華ギタリストが、1曲ごとにGソロで参加しています。
ここまで書くと、物凄いオムニバス盤というイメージが湧くのですが。。。そうでもないです。(苦笑)
楽曲は、70's風ハードロックという感じで、
ちょっとブルージーだったり、ちょっとグランジっぽかったりします。
ただ、楽曲が、あまり。。。印象に残らないです。
参加ギタリストのGソロについては、みんな弾きまくりというわけではなく、渋めのプレイも多くなっています。
個人的には、Steve Morse, Brian May(渋め), Slash(渋め), Ted NugentらのGソロは、カッコイイと思います。
で、気になったのが、音質。。。
全体的にこもってて、モコモコ、ノッペリしてます。
これでは、Carmine Appice & Tony FranklinのGrooveが、「魅力・半減」なのでは?
正直なところ、コレクターズ・アイテムのように思います。
曲はいまいち、音は悪いし、豪華GもGソロのみなので。。。「☆-2」させていただきました。
(参考)
ボーナストラック「Do Ya Think I'm Sexy (with Pat Travers)」を追加収録した、リイシュー盤が出ているようです。
多彩なギターワーク、ダグの上手さが見事に表現されています。ヘヴィメタルではないけれど、ダグ・アルドリッチというギタリストが好きならば、避けては通れまい。
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