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非常時のことば 震災の後で  高橋の本は毎回、「今度こそは」と期待して読み、そして「今度もか」と少しがっかりさせられる。

 高橋は政治家の文章を紹介したあと、「『大震災』と口に出していえば、『未曾有の大災害』や『歴史的な困難』ということばが芋づる式に出てくる」(p141)と批判している。巻頭近くで高橋自身も「災害の規模は桁外れに巨大だった。六十六年前に終わった戦争以来、もっとも大きな災いが起こったのだ。」(p13)と書いているが、確かに政治家たちよりは注意深く摩耗した言葉を回避しているように思えるし、何より言葉が差し向けられる方向が違っている。

 実際、上の引用は「そして、人びとは、同時にことばを失ったように、ぼくには思えた」と続き、さらに段落を改めて「いや、正確にいうなら、この六十六年間の間で、いまは、もっともたくさん、ことばが産みだされているのかもしれない。(中略)それにもかかわらず、ぼくたちの多くは、『ことばを失った』と感じているのである」と逆説的に重層化される。書名中の「非常時」というのも危うい言葉だが、それが「心がまえ」とか「備え」とか「決断力」とか「リーダーシップ」とかではなく「ことば」と結びつけられることによって反省的、あるいは同じことだが自己言及的で再帰的な色あいを帯びる。そこに、行動を留保することで可能となる「作家的アンガジュマン」を読みとることも出来そうだ。また一方で、本書に収められた引用の異様なまでの多さに着目し、これを「非常時のことば」のアンソロジーとして読むのも面白いかもしれない。

 しかし、私はこの本が気に入らない。

 というか、気に入らないことだらけなのだが、例えば冒頭の問題設定で加藤典洋の文章を持ってくるところが気に入らない。加藤は2005年に明治学院大国際学部から早稲田に移っているが、その後釜に就いたのが高橋。加藤が大学での講義をもとにまとめて評判になった本に『言語表現法講義』(1996)というのがあって、高橋はその講座を引き継いでいる。その人間関係もちょっとナニだが、そもそも上掲の加藤の講義本がクソ面白くもない代物だったし、引用されている「死に神に突き飛ばされる――フクシマ・ダイイチと私」という文章がもっとアレ。タイトルは「大鎌を肩にかけた死神がお前は関係ない、退け、とばかり私を突きのけ、若い人々、生まれたばかりの幼児、これから生まれ出る人々を追いかけ、走り去っていく、その姿を、もう先の長くない人間個体として、呆然と見送る思いがあった」(p25に引用)ことに由来するらしいが、この大仰で思わせぶりで不正確なアジ文を「非常時のことば」のお手本として掲げる高橋のセンスにはゲンナリさせられた。

 キリがないので止めるが、でも多分一番の問題は、「『大震災』と口に出していえば、『未曾有の大災害』や『歴史的な困難』ということばが芋づる式に出てくる」と批判されている文章コードの支配圏を、高橋がやはり抜け切れてはいないことだと思う。

 高橋は石牟礼道子の文章を長々と引用したあと、ある患者の入院時所見の文章を掲げ、「これもまた、大切な記録であることは、いうまでもない」と一歩譲る。しかしその直後、「だが、とぼくは思う。/このことばで何がわかるのだろう。結局のところ、なにも、わかりはしないのではないだろうか。/そのような疑問に苛まれながら、しかし、たいていの場合、ぼくたちは、『非常時』といい『異様な事件』といい『現代に生きる我々すべてにとって見過ごすことのできぬ問題』といって、結局のところ、そんなことばのあたりで、このような説明で、誰にでも理解できる、つまり意味の曖昧な文学的な表現とは異なった表現、そんなことばで満足して、引き下がるのである」(p82)と書きつける。

 確認するけれど、高橋は先に『「あの日」からぼくが考えている「正しさ」について』という本を書いているが、本書タイトルの「非常時」はカッコなしで用いられている。今回の大震災と原発事故は、高橋にとってカッコなしの「非常時」だったのか、それともイワユル付の、見えないカッコ付の「非常時」なのか。

 私はやはり、高橋の意識の中で「非常時」はほとんどカッコなしだったと思う。金井美恵子が『日々雑録4』のあとがきで高橋の名前を挙げて「ありふれた善意と興奮の液状化現象」と揶揄し、「パニックはむしろ災害の現場から離れたところでおきるわけです」と皮肉った言葉の尻馬に乗るのは躊躇われるが、しかしそうまとめられても仕方ないような弱さが、この本にはある。ただ高橋自身は、自分のそのような柔らかい部分を晒すことを、不名誉とは考えていないだろうとも思う。

君が望む永遠 ~Special Fan Disc~ 当然のようにファンディスクはあくまで本編のファンの為のものなので、「君望」が大好きな人(特に遙ファン)は買って損はないかと。メインは「君望」第1章のアナザーストーリーとOHPで公開されていた各キャラのサブストーリーのビジュアルノベル化です。パズルゲームの一種であるミニゲームもついてますが、それはおまけ程度と考えてよろしいかと。
電子工作キット(ボイスチェンジャー) MK171 ふとハンダ付けがしたくなり(?)購入しました。
キットにはスピーカが含まれていないので、電子パーツ店などで別途購入する必要があります。
(安いものだと200円程度から買えます)

1枚ものの説明書を見ながら、数字順に従ってパーツを基盤に付けていけばいいのですが、
電池のリード線はかなり細いため、出来上がってから何回かいじると切れてしまいました。

なお、組み立てるとちゃんとボイスチェンジャーとして動作します。
ン十年ぶりに楽しい理科の実験気分が味わえました。

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