エラ の 一番の 持ち歌 でもある マック・ザ ナイフ が 初めて歌われた コンサート ライブ版。 この曲の 中に 数曲の ガーシュイン の 歌を 織り込んだ 絶品! また ザ・レディー イン・ザ トランプ では シナトラ に 敬意を 示す など エラ の 優しい性格が 現れて 素敵 です !
今となっては受け付けない女性もいるかも知れませんが、私には永遠の作品、永遠のスカーレットです。
二人が向かい合う劇画ポスターが忘れられず、最初に購入したのは随分と前ですが、凹んだ時期に観ては何度もスカーレットの不屈さに勇気を貰いました。今観れば余りに陳腐な合成、色彩も褪せて見えますが、彼らはこの映画の中で生きています。 既に出演者・関係者の殆どがこの世を去り、ヴィヴィアンに至っては大団円とは言い難い幕引きでした。スカーレットと女優ヴィヴィアン・リーの姿がどうしてもダブります。彼女の出演作品は多くなく、その一瞬の煌めきを絶やさないためにも、こうして度々再販して欲しい作品です。
※続編「スカーレット」を観るのもまた一興。ヴィヴィアン以外のスカーレットはあり得ないけれど。
ルイス・ヴァン・ダイク・トリオの作品はどれもいいのですが、このCDは特にすばらしいです。ず〜っと聴いていても耳障りではなく、初夏の風のように爽やかなジャズです。
ビクター・ヤングは、1889年8月8日生まれ、没年1956年11月10日。若死(脳溢血・過労死、享年57歳)の天才の代表の生涯だったとあります。
よってCDの音質は基本的にはモノ録ですが、それでも音は感激的に素晴らしい。マスターテープをデジ録しなおした感じですが、そればかりではない。
冒頭の「エデンの東」1955は、世界遺産級の極上名演奏です。弦の滑らかなうねりと、休止符の扱いなど絶品。ヤング自身バイオリン奏者だったことも影響ありです。
曲の進行はあたかも、現代デジタル録音プラス「その時代の昔エフェクト」をかけたような流麗な響きで、高音弦の調べの綺麗なことは誰でも一回で判るもの。
まして弦のその甘い気品。そして貴品に満ちた緩やかな「流れの中のさざ波」。
何と、ほのぼのした悲しさを醸し出していることか、コレゾ奇跡!
曲は短調でなく、基本的には長調なのに、この哀愁は短調のものより深い。
本物を一回でも聴くと、アレンジものの演奏の良否が判るとは、ホントのことです。
このCDで、レトロブームとかの範疇ではない「ビクター・ヤング」の天才ぶりを、垣間見せてもらいました。いまさらながら驚きました。購入してよかったと黙祷・・・
ビビアンリーが、父親に諭されるオープニングの
言葉が、クライマックスで甦る。
クラークゲーブルとの激しい恋を演じながら
最後まで、それの気づかない。彼への本当の愛に
目覚めるときは、タラの大地だけが残っている。
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