いままで高くて手が届かなかったPS2ですが、あのラチェット&クランクとセットでこの価格です。クリスマスプレゼントや誕生日プレゼントとして買うと御子さん等も喜ぶでしょうね。ラチット&クランクは初めてプレイするゲームとしては最適、PS2のソフトの水準の高さがわかります。
今までのKey作品と比べると元気な明るい曲が多い印象を受けますが、相変わらず素晴らしいクオリティです。
ヒロイン達のテーマソングもクドの「えきぞちっく・といぼっくす」、小毬の「魔法のアンサンブル」、はるちんの「騒がし乙女の憂愁」など、明るくポップな曲が多いですね。 今回かなりメインで作曲を担当なさったPMMKさんが新しい風を吹き込んでくれたといった印象でしょうか。 もちろん生え抜きメンバーの折戸さん、麻枝さん、戸越さん等もいかんなく力を発揮されていらっしゃいます。
そしてボーカル曲はOP,EDはもちろん良いのですが、挿入歌の「遥か彼方」はクリア後は聞くだけで涙が出てきます。 ちなみに自分の一番のお気に入りは「雨のち晴れ」です。もう完全にゲーム曲の領域を突破しています(良い意味で)。
自分はゲームのサントラについては「本当に気に入ったものだけを買う」というスタンスなのですが、Key作品のサントラはなんだかんだ言って結局全部買ってしまいましたね。。。
Fairground Attractionは、ヴォーカルのエディ・リーダーと、ソングライターのマーク・E・ネヴィンを中心とする英国の4人組のバンドでした。最初のシングル「パーフェクト」が1988年4月のリリースで、すぐに全英1位の大ヒット曲となり、同年5月リリースのこの1stアルバム『The First of a Million Kisses』も全英2位のヒットとなっています。その後、2ndアルバム『Ay Fond Kiss』の制作中の1990年1月にはバンドを解散してしまいますので、その活動期間は、実質わずか2年弱ということになります。突然の解散の原因は、エディとマークの音楽的な意見の対立であったといわれていますが、その後、二人はふたたび音楽活動をともにするようになります。
彼らの曲の特徴は、<移動式遊園地の出し物>というバンド名からイメージされるとおり、当時の時流に背を向けたような、ノスタルジックな独特な雰囲気にあって、それでいて、いま聴き直しても、アコースティックな曲調がとてもお洒落で新鮮です。また、とりわけ、エディの美しいヴォーカルが好きだというファンが多いのではないかと想像します。カントリーなどの影響も受けているようですが、一言でいうと、<フォークっぽいジャズ>という印象です。
地元英国ではかなり人気があった彼らですが、意外なことに、海外での一番の成功は日本だったとのことで、ライヴ・アルバムは、「Kawasaki Live in Japan」のみとなっています。過去、ベスト・アルバムも出ていますが、その収録曲の大半がこの1stアルバムに含まれていますので、このアルバムを聴くだけで、Fairground Attractionの魅力を十分知ることができるはずです。
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