今回は、【セカンドライフ編】の完結編です。
とてもリアルに描かれていて、
前回と引き続き、「高齢者」というこれから自分がなっていくものに
対しての認識を変え させてくれるくらい心に響く、良い出来だと
思います。
16巻、17巻と同時発売されており、16巻は子供の頃からさか
のぼり、 定年を過ぎてからの生活に対して、アリとキリギリスのよう
に対照的な 二人がどう生きていくかという物語です。
このテーマは、第二の人生を「末路」ではなく、これからの「未来」を
どう していくのかとして見ていくととても勉強になります。
特に、くさか先生の取材や描き方がとても深く、分かりやすいため
17巻以降、キリギリスさんがアリさんの残したライフプランノートを
頼りに駆け巡っていく打ちに、次々と人間関係が形成されていく
ところは、心があたたかくなりました。
心に残った一言
キリギリスの姉さん「痩せても枯れてもババアになっても・・・・
その人の人生はその人のものなのよ!」
「ひとつずつ・・・・少しずつ・・・・
大切なものを失っても・・・・
主役はあたし・・・それだけはかわらないの」
とても深い言葉でした。
今回のテーマを通して、最近、孤独死がニュースになったり、
非婚が話題になったりしていますが、仕事柄色々な利用者様と
出会います。
その中で思うことは、誰でも年齢は重ねますよね?
その中で、いくつになっても、自分らしく、充実感や尊厳を持って
年齢に制限されることなく、生きる場所や死ぬ場所を選べて、
「生きてて良かった。」
と、思える人生を歩む自由があることが、当たり前になるといいなぁ〜
と改めて思いました。
ただ、これには乗り越えなければならないことが多々ありそう
ですが・・・・
今回は、16巻と17巻でちょうど終わりますのでセットで見る事を
オススメします。(気になってしょうがないと思いますので・・・・(^_^;))
今回も深く勉強させて頂きました。
日々の勉強の上に、より利用者様の幸せを願って・・・・
この本に出会えて良かったです。ありがとうございます。
皆様に良いことがたくさん起きますように!感謝します。
ヘルプマン!(17) (イブニングKC)
介護職員や施設の実態を描きはじめ、新しい職員を探し・・。 物語が走り始めていますが、少し物語が拙速過ぎて、ちょっと肩すかしにあったような気分です。
例えば首都圏から外れた大手介護グループでは、[有給は制度としてあるが使わせない][タイムカードは出勤・退社した時間にかかわらず、定められた勤務時間の前後30分以内に押す][夜勤は20人・30人の入居者を一人で見る]といった事柄が定められており、これは他の施設・グループでも珍しくない規定です。
こういった事柄もじっくりと描き、その後に[理想の施設・介護]を描いた方がカタルシスがあったのにな、と思います。
8巻の主人公は中堅企業の中間管理職・小宮誠一 49歳。
実家は弟夫婦が継ぎ、父は3年前に他界し母は元気に畑を耕している。妻の仕事も順調。子供は専門学校生。郊外の新興住宅地に一戸建てを購入して穏やかな日々を送っている。
「高齢社会・介護問題」とマスコミは煽りすぎじゃないのか?と思っていた。
弟夫婦が脳梗塞から認知症になった母の介護に疲れて、自宅の前に母を捨てていくように置き去りにする日までは・・・
ある日突然、認知症老人の介護をしなければならなくなったら家族はどうなってしまうのだろう?
これは日本人全体が真剣に考えなければいけない問題だと思う。
今回は、【セカンドライフ編】です。
とてもリアルに描かれていて、
「高齢者」というこれから自分がなっていくものに対しての認識を変え
させてくれるくらい心に響く、良い出来だと思います。
16巻、17巻と同時発売されており、16巻は子供の頃からさかのぼり、
定年を過ぎてからの生活に対して、アリとキリギリスのように対照的な
二人がどう生きていくかという物語です。
このテーマは、第二の人生を「末路」ではなく、これからの「未来」をどう
していくのかとして見ていくととても勉強になります。
くさか先生の取材や描き方がとても深く、分かりやすいため、
様々な喪失体験があり、孤独感を抱えながらもこれからの人生を
自分らしく生きていくために必死で模索する。探していく・・・・
そんな姿がひしひしと伝わってきます。
今回は、16巻と17巻でちょうど終わりますのでセットで見る事を
オススメします。(気になってしょうがないと思いますので・・・・(^_^;))
今回も深く勉強させて頂きました。
この本に出会えて良かったです。ありがとうございます。ヘルプマン!(16) (イブニングKC)
連載雑誌から、興味がありました。始めから読めて 、嬉しかったです。このお話はなかなか感動するというか、考えさせられるところが多いので、2巻が楽しみです!
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