はっぴぃセブンは、可愛いキャラが敵を倒して幸せを与えるアニメ。
それもひとつの見方。
しかし、この巻に収録された話を見れば認識がかわるかも。本当の『はっぴぃ』って何だろうな…と見終わってから思える。そうやって見ていけば他の話への印象も変わるかと。
ケーブルテレビでたまたまこの一話だけ見て泣いて、最終回まで見させられた。一話完結の中でもこめられたメッセージがちゃんと伝わってくる良作。
第4話、男どき女どきプラモどき、と第5話、苦あれば福ありの2話が収録されている
訳ですけど、共通のテーマははっきり言って
自分に自信を持て
の一言ですよね。
絵柄が狙いすましたような萌え画なので見つけ難いですけど、テーマ自体は結構深いです。
正直、自分でも「少々考えすぎか?」と思わないでもないですが、例えば第4話のは
男らしさ、女らしさの前に「自分らしさ」が何なのか?がどう見ても主題ですし、
第5話も若さ云々の前に自分の魅力は何か?が主題です。
その答えを出すまでに至る過程が実に見事に思えました。
どうにも確かに「私の考えすぎ」って気もしますし、絵柄が萌えなら少々は「いける」と
いう時勢ですが、ぶっちゃけた話、絵柄が萌えるってだけのアニメは誰も買わないでしょ?
やはりその辺りの主題がしっかりした物が広く支持される訳ですし、どう見ても、
これはその辺りがしっかりしてそうなのでオススメさせてもらいます。
遂にアニメ化されたか・・・
それがまずは正直な感想ですね。原作の小説は2001年の初刊行から5年近く堅調に次々と新刊が出て、尚且つ今現在も売れてます。
それを書いている小説家さんが川崎ヒロユキさん。
ただ、小説家としてよりも脚本家として有名な方ですから、「いつかやるだろう」とは、思っていました。
ご存じない方のために御説明すると、あのガンダムXシリーズの脚本を一人で全部書いたという猛者中の猛者です。
(ツバサクロニクルの脚本家さんって言った方が分かり易いなぁ・・・)
小説家としても勿論に一流なのですが、大体にして「ノベライズ」の方で実力を発揮される方。
ノベライズでなく、あくまで自分自身が書きたい物は何なのか?
つまり、これです。
原作とは「不運な人」が違いますけど、まぁ・・・プロデューサーがあかほりさとるさんですから・・・
確かに5年間も続く名作の魅了を良く引き出せている感じがします。
しかし、一つ、気にかかるのは「原作を読んでない方」は果たして、この世界観が理解できるだろうか?
その一点だけが唯一不安ですが、私は原作を読んでいる派なので、星5つでお願いします。
私はアニメなんて見る歳じゃありません。。
某ネット配信で盛んに宣伝していたので何となく見てみたんです。
最初は主人公の少年の青臭ささが鼻につきましたが、
次第にその実直さ、純粋さに心を惹かれ、いつのまにか心地よくなっていきました。
社会へ出てちょっと疲れた大人達にこそ是非見てもらいたい作品です。
最終話まで見ましたが、
心に響くエピソードがたくさん詰まっていますよ。
私みたいないい歳した大人が、ボロボロ泣いてしまうんですもの。
そういえば僕らも”元・少年”だったことを気づかせてくれる、そんな物語です。
まず、楽曲のマニアックな解説となって恐縮なのですが・・・この、秋葉原での音楽活動を経た4人組のバンド「Little Non」のメジャーデビューソング「あきらめないで」は、嬰ヘ長調<ド#・レ#・ファ・ファ#・ソ#・ラ#・シを使う曲調>から始まり、2番のメロ・中奏を終えてト長調<ド・レ・ミ・ファ#・ソ・ラ・シを使う曲調>に転調し、そのト長調のまま終曲する構成となっています。評価としては、「これをどんなダメ歌でも売れてしまう、名だけは有名な某女性歌手でも歌おうもんならバカ売れだっただろうに・・・」と思える程、クオリティの高い曲だという結論を持ちました。現在メディアはアニメブームとかオタクブームだとか何とか言ってはいますが、結局は「所詮アニメの歌だろ?」と偏見の目で区分けされ、知名度だけのアイドル・歌手の出しているダメ歌の影に隠れている(というより押し出されている)アニメ・ゲームソングの現実を思うと、勿体無いとさえ思います。
「あきらめないで夢はきっと叶うから」というサビの歌詞を聴くと、自分が応援されていて「明日も頑張ろう!」と思える・・・そんな素晴らしい応援歌・・・それが「あきらめないで」の本質であり魅力であると思います。
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