5月10日の修斗の20周年大会に出場予定の佐藤ルミナと五味隆典が表紙。連敗中の両者。修斗に居続けた者と出て行った者。拳を交えた事もある。でも、基本は修斗。ここからの復活劇に期待したい。
この映画に寄せられた、数々のレビュアーの方々の大絶賛の声に、観たい観たいと思っていて・・・ついに観ることができました!噂にたがわぬ面白さです! ひょんな事から、ある事件に巻き込まれる事になってしまったヒロイン・グロリア(ゴールディー・ホーン)をめぐる、とってもファニーなドタバタ・サスペンス・コメディー。 色んな笑いの小ネタが詰まっていて、何がどう面白いのか説明すること自体がネタバレになってしまうので、詳しく書くのは控えますが、例えばヒロインが洗面所で鏡に向かうと、バックのシャワー室のカーテンが揺らめいている・・・恐る恐るカーテンに手を伸ばし、一体どんな「サイコ」のパロディーをやらかすのかと思っていたら・・・(笑)!色んな意味で観ている人の期待を見事に「笑いの方向へ外して」くれます。
登場人物がとにかく皆、面白いぐらいに魅力的なんですが、中でも最高におかしかったのが、ダドリー・ムーア演じる勘違い男のノリノリぶり。もう笑い死ぬかと思いました。そしてこのキャラ、ワンシーンだけの登場かと思いきや、しっかり最後までひっぱってくれます。 クライマックスの、「意表をついた」対決や、コメディ映画なのに、『ブリット』ばりの大迫力の暴走シーンと、しっかり「笑い」のツボを押さえた見せ場も最高。 ゴールディー・ホーンが、映画が進むにつれ、どんどんステキになっていくのも見逃せません。クライマックスの、ライトブルーのナイトドレスをひらめかせながら逃げまどう姿にはときめいてしまいます。リアルな演技とはまた違う魅力の、コケティッシュな身振り。とにかく逃げて逃げて走るシーンが多い役なので、その走る時の仕草がとってもキュートです。
'70年代独特の甘ったるい曲、特にバリー・マニロウが歌う主題歌に、「ああ、またあの時代に戻りたい!」と思ってしまった筆者は、やっぱりもうオヤジなんでしょうか。とにかく、ストーリーの妙といったものよりも、「映画的な」面白さで溢れた映画です。最近の映画に足りないのは、この「素敵さ」なんですよね・・・何て言ったらますますオヤジ呼ばわりされてしまうのでしょうか。 とにかく、★よりも「ハートマーク」をいっぱいあげたくなる映画です! (しかし何でワープロ機能は記号でハートマークがないのだろうか?)
競馬に興味が無くても楽しめる。 絶妙のキャスティングとカメラワークは絶品。 ほんとはこのような作品にオスカー撮影賞挙げたい。
|