発売前ですが、放送当時に参加した者の意見です!
過去の作品では、不具合や辻褄が合っていない事も有りましたが、この作品はパッケージが『作家お二人』から、『安楽椅子探偵』に代わり、同様に中身も一新!伏線が恐ろしくあってます!
それにも関わらず過去の作品中、最高の最低正解率を誇る内容です!。相変わらず難易度は高いです!
ミステリ作品は『見る』『読む』だけでなく、『参加する』楽しさを満喫出来る作品だけにお勧めの1本です。じっくり何度も何度も鑑賞して真犯人を当ててください!!
初の(そして今のところ最後の)全国放送ということで、キャストはいつもより豪華。その豪華キャストが、あの解決編をやるわけで。相変わらず快調な解決編、絶品です。 脚本の戸田山雅司氏は、ほんと、エンタメ職人ですなあ。
絵が相変わらず綺麗で原作にも忠実。作画の人が時折入れるギャグが寒すぎて萎えるの事がありますけど、オススメです。
「孤立した別荘内での殺人事件」型本格ミステリ。 ほとんど隙のない緻密なプロット構成で、物語展開も無理なく、物語の最初から読者を引き込んで非常に面白く読ませる。
でも、何かが足りない…。
それはおそらく、犯行のきっかけとなった盗難の動機が薄弱なことじゃないかな?
ストーリーを明かしてしまうので詳しくは述べられないが、犯人は、手に入れたかった物を過去に手にする機会がいくらでもあったわけだから。その辺の犯人の心の動き・揺れを、最後に詳しく犯人自身に語らせて犯行の必然性を印象付けようとしているが、読者としてはそこが言い訳めいて聞こえてしまい、作品としてのインパクトに欠けるように感じてしまう。
とは言え、丁寧に作り上げられた工芸品のような構成を持つ良作だろう。
推理小説界の大御所・綾辻行人氏によるプロット!
舞台は十角館をはじめとするあの「館シリーズ」の館の数々!
そして主人公の名前は、、古我ユキヤ。
こう聞いただけで思わずこのゲーム、欲しくなってしまう方も多いのではないでしょうか?
しかしながらこのゲーム、推理作家のシナリオなのになぜかRPGなのでした。
曰くありげな手紙によって、絶海の孤島・角島へと招かれた主人公・ユキヤ。
しかし孤島へ向かう船は難破し、目が覚めたとき彼は過去の記憶を一切、失っていた。
現れた4名の招待客に、美しき招待主が語る信じがたい話。そしてその夜、惨劇が起こる…。
基本的な流れは、主人公達が天才建築家・中村青司の館を訪れ、敵と戦いつつ奇妙な事件と館の謎を解いていくというもの。
剣と魔法の世界にミステリというなんとも奇妙な取り合わせです。
正統派の本格ミステリを期待してプレイを始めると、まずここであっけにとられてしまうかも知れません。
(私は初プレイ時、思わずがく〜っとなりました)
異様に初期難易度が高いこともあり、初めはかなりとっつきにくく思えます。
攻略本なしでのクリアは大変。私はクリアまで70時間以上かかりました。
しかし、シビアなバランスを楽しみたい方にはまさにオススメ!
不穏な雰囲気の漂う館を探検する緊張感。ひたひたと忍び寄る恐怖感。そして謎。
館シリーズを未読の方も楽しめる内容だと思います。
さらにミステリや館シリーズ好きの方にとっては、思わず嬉しくなるようなお遊びも有り。
思わぬ所であのキャラが登場!仲間にも隠された秘密が…?しかも綾辻氏の歌声も聴けたり・笑
もちろんどんでん返しも用意してあります。
音楽もなかなか秀逸なものもあり、自分は時計館の音楽が好きです。
と、私的にはわりと好きなゲームなのですが、やはりマニアックかつ雰囲気も独特の暗さがあるため、好き嫌いは分かれると思います。
他、戦闘では酔いやすい、ダンジョンではマップがあまりに使えないためイライラする上、同じことの繰り返しでだれてしまう等欠点もあります
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