米ノンサッチから移籍第一弾です。 epicから出ていた前作「Eyes Open-Joko」は、アメリカのヒップホップ系の人と組んだりして、なんだか一生懸命、今風の音っぽくしようとしてたようで、「こんなことしなきゃいいのになあ」と憤慨していた僕だったのですが、今度のはまさに彼の真骨頂。実際、セネガルで売っているCD「Ba Tay」とのダブリ曲も多く、これこそよそ行きでない「生ユッスー」! とにかく、今までワールドワイドに向けて出したアルバムの中では一番いいと思います。昔から知ってる方はもちろん、あんまり聴いたことないという方も是非! 国内盤は年明けないと出ないみたいなんで、とっととこの米盤で。平易な英語対訳がついてますんで(平易な英語歌詞の歌もあります)、あんまり不自由はないはず。
中東を意識した前作と違って、今回は、とてもアフリカ的です。『ナッシングス・イン・ヴェイン』と比べても、「ソー・メニー・メン」などのマイナーなバラードがなく、ゆったりとしていますが、明るい曲が続きます。一気にはじける明るさはありませんが、日常で持続する明るさがあります。 そのぶん、ボーナスディスクには、おそらく統一感を欠くという理由で本編でボツになった、激しさのある曲がいくつか並びます。このうち二曲は、日本盤ボーナストラックになっていますが、ここでしか聴けない曲にもいい曲があります。なんとしかしてこの二枚組を安く手に入れてください。
一番楽しめた点は、やっぱり色彩の美しさと使われている音楽が醸し出す独特の雰囲気。その中で、魔女と対峙するキリク、魔女。どちらの吹替えもピッタリ役の感じにあってました。特典映像は大概観ないで済ませてしまうことが多いのですが、今回付いていたアフレコ風景はちゃんと観ました。神木隆之介君、立派。浅野温子さん、素敵!ストーリー的には特に目新しい話でもありませんが、素直にキリクの活躍を応援しながら観れたので、十分楽しめました。本編は75分と短めなので、小さい子供でも飽きずに最後まで観れるのではないでしょうか。
サッカーのクラブチーム(中学)のお別れ会で、3年生の入場の時「ワールドフットボールアンセム」退場の時はAMAZONさんで購入した「ふり向くな君は美しい」をBGMとして流しました。
インパクトのある曲で大変盛り上がり、いい感じで会を進めるとこができ、よかったです!!
また、直前に注文しましたが、3日後には商品が届き、問い合わせにも親切に対応しれくださったAMAZONさん、ありがとうございました。また利用したいと思います。
一人でも多くの人に聞いてもらいたい。 聞き応えがあり、これだけ味わい深いアルバムは久しぶりです。 アフリカが甦るのを信じます。涙が出ました。
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