松下奈緒の写真集としては確か3冊目でいずれも細野さんの撮影によるものだ。本書は主にハワイでの撮影で、彼女のエッセイも載せられている。さすがに被写体がいいのでいずれの写真もできは決して悪くはないが、「Dolce」のような神がかり的な美しいショットはない。 だが、エッセイは出来が良い。お嬢様的ワンピつけそう、というイメージでよく言われるが実はレザーを良くつける、というかなり意外な内容や実はかなりの人見知りでネガティブ志向にもなりがち、という内面的なものまで程よく書かれ、松下奈緒の人としての魅力が良く出ているように思う。フォト、というよりは写真の豊富なエッセイ、と割り切るのが良いだろう。
NHKの朝の連ドラを見る気になるなんて、20年ほど前に山口智子と唐沢寿明が共演した『純ちゃんの応援歌』以来です。水木しげるには、『ゲゲゲの鬼太郎』はもちろん、『カッパの三平』『悪魔くん』(いずれもテレビで鬼太郎以外は実写です)と、いずれも大好きで見ていました。ドラマに出てくる貸本屋もぼくが子どもだった頃にはまだあったと記憶しています。そんなわけで、このドラマにはいくらか関心があったのですが、何せ時間帯が合わないし、録画して見るのも面倒なので見ていませんでした。しかし、先日某百貨店の水木しげる展に行き、水木しげるの過去に興味をもち、そこで、このDVDを買いました。結果は、買って大正解でした。毎回次が見たくなる展開で、テレビで見ていたらストレスがたまっていたでしょう。このようなドラマを見るのはひさしぶりです。主演の松下奈緒、向井理はもちろん、竹下景子や松坂慶子など脇を固める役者の演技もしっかりしているので、妖怪のアニメーションがはいったりするにもかかわらず、とてもリアリティのあるドラマになっています。気楽に見ることができるのに泣けるし、笑えるし。俳優さん、脚本家さん、そしてNHKの方々、「だんだん」。
最近映画の出演も多く活躍中の松下奈緒。お嬢様っぽい清楚さとキャリアウーマン系のクールさが同居している彼女のファースト写真集だが、写真集としては最上の出来。被写体もいいのだろうが、桁外れに出来がいい。美系のせいで少し冷たい感じもする彼女だが、本書では柔和な感じがしており、彼女の美貌を含めた魅力が存分に出ている。 スコアについては、ピアノの素人が弾くには少々難しいと思うが、素人でもやって不可能というレベルではないので、ファンはチャレンジする甲斐はあると思う。なお、彼女は作曲系のコンクールの入賞常連だったらしく、曲は単なる女優のオプションではない。イージーリスニング系の作曲家としても食っていけるレベルとは思いますよ。
女優であり、現役の音大生でもあり、ピアニストでもある松下奈緒のファーストアルバムです。
女優としては、「仔犬のワルツ」「恋におちたら」「トップキャスター」「タイヨウのうた」で有名です。
ピアノはDVDの「約束」に続く演奏です。
3歳からピアノを始めたという彼女の思いがこめられている作品です。
癒しを求める方、ダイナミックな気分や昔の懐かしさ、情緒的な風景に浸りたい方にお勧めです。
ポップでキャッチーなメロディの『恋におちたら』『Bossa 'Wish'』『Flawed Piano Version』。
『恋におちたら』はドラマ「恋におちたら」でクリスタルケイが歌った曲のピアノバージョンであり
メロディアス。
『Bossa 'Wish'』はドラマ「タイヨウのうた」で松下奈緒が演じた橘麻美が歌う「Wish」を
ボサノバアレンジしたピアノバージョン。
『Flawed Piano Version』は1stアルバムを140万枚セールスしたデルタ・グッドレムが歌う
松下奈緒出演の「アジアンタムブルー」の主題歌をピアノで弾きあげた楽曲。
メロディアスでありとても印象的です。
ダイナミックで壮大感な『エカテリーナのための協奏曲』。
癒しのある『藍の記憶』。
気持ちが浮き出ている可愛らしい『ショコラ』。
想像力をかきたてられる『夏の美術館』。
聴くほどに新たな発見をさせてくれる楽曲たち。
楽曲もさることながら、弾く人を感じさせてくれます。今の彼女自身が音になったという印象です。
女優、松下奈緒ではない松下奈緒の本質をリアルに感じたい方は一聴の価値ありです。
このアルバムでは彼女の作曲家としての部分も垣間見ることができます。
アルバムのトップを飾る「ショコラ」はメロディアスで情緒的。
最終曲の「わんこ」は彼女の気持ちや思いが克明に刻まれています。
付属のDVDでは楽曲に気持ちが吹き込まれる瞬間を観る事ができます。
彼女がどのようにして楽曲を弾いているか、どれほどピアノが好きかを知ることができます。
ふたりが初めて出会う場面は、見ていてとてもはがゆく、そしてとても可愛らしく思いました。
言葉にならない気持ちが、ふたりの目線に表れていて、見ているこちらも思わず恥ずかしくなるくらい…。
エクステンデッド版の方が、より丁寧に描かれていて、大人の杏の気持ちが理解できたように思いました。
今、自分たちが忘れそうになっている、甘酸っぱい心を少しだけ思い出したりしながら、そのころの自分たちに『がんばれ!』と言ってあげたくなるような作品です。
|