ロシア革命に関して興味がある方が数冊の本を読む場合、この本はその中に入れたほうが良いと推薦できます。写真や絵が多くてヴィジュアル的理解に大きく貢献してくれることと思います。
著者が言うように不動産は一生の買い物なのに、われわれは担当営業マンの方を信用しすぎなのかもしれない。 実際ダメな業者も多い様だし、この本を読むとなかなか信用できないものだとわかる。 ただ買う側が知識を身につけないと結局ダメなんだろう。そういう意味では一読の価値がある。
なんといっても気になったのがケンイシイと肩を並べる海外人気を誇る漫画家の弐瓶勉がデザインしたこのアルバムジャケットです。非常にカッコいいです。
アルバムは名の通り現時点での公式ベスト、15年経った今でも国内外での抜群の知名度と人気を誇るテクノアーティストの集大成です。Extraでジャパニメーション・クールジャパンの先駆けとも言えるPVで大ブレイクした彼ですが、いまだ第一線で活躍しているクオリティとその理由を実感できる一枚になっています。
弐瓶勉氏のジャケット作画が醸し出す世界観と音楽はベストマッチしていますが、 弐瓶氏の既出の漫画作品にはケンイシイのダンサブルで都会的な音よりは
初期のエイフェックスツインのような絶望的で無機質な孤独感のある音のほうが合っているかも?
Underworldのお二人もいい歳なんで勿論80年代を経験済みなはずで、僕の想像ですがきっと本作は、当時のニュー・ウェーブへのオマージュも意図されているのではないでしょうか。
全体的にポップなVocalものが多い本アルバムですが、当時を知っている世代のリスナーならば、きっとニヤニヤしながら、かつて80年代の“ニュー・ウェーブ”と呼ばれた時代のサウンドを思い出されることでしょう。そう、ウルトラヴォックスとかディペッシュ・モードに代表されるような、ダークであるが美しかった時代。
当時のアナログシンセによる、あのザラついたプラスティック・サウンドに現代風WAXをかけてピカピカに磨き上げた感じが本作だ・・・と感じました。もちろんUnderworld風な美的感覚は至るところに現れていますが、雄大でゆっくりと波のようにうねりながらじわじわと変化していくような、クラブ系DJたちが好んでつないでいく玄人好みの楽曲構成は影をひそめてきたと感じました。
後にも先にも、加山雄三ほど男にも女にも憧れられた人はいないように思います。 きっと、このアルバムに参加した人たちも、ずっと加山雄三に憧れてた人たちなのでしょう。 超ハンサムでありながら、スポーツ万能。 ここまでは結構あるのですが、憧れの若大将は、何と作詞作曲をして、エレキギターを弾きまくるのでした。 当時、エレキギターは不良の持つもので、今のような市民権を得ていません。 そんなエレキギターを若大将は格好良く弾いたんですね、 ランチャーズなんてバックバンドまで従えて。 その後、グループ・サウンズ、シンガーソングライターやフォークと音楽は移り変わりましたが、そのパイオニアの位置に君臨したのは加山雄三です。 さあ、聞きましょう。 加山雄三トリビュート!オリジナルにこだわる方にも、これはお勧めです。 参加ミュージシャンの顔ぶれを見てください。 みんなが、若大将ファンなのが、感じられると思いますよ。 若大将を知らない世代の方も、是非この作品で、加山雄三を覚えてください。
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