Charles Aznavourが好きで買いました
最初に観たのはテレビでした。 水揚げされた牛の首からニョロニョロとウナギ(カンジェロ?)が出てくるシーンが強く印象に残っています。 そして、主人公のオスカル。一体彼って何者? 出産時の記憶があり、奇声でそこら中のガラスを割る能力があり・・・。 何よりも自らの意思で成長を止めてしまえる彼。 シュールでどこかエロチックでグロテスクな世界が広がります。
1999年版DVDを持っていますが、このDVDはチョッと観るだけでわかる程の画質向上でした。
音もすごくよくなっています。
(とはいえ1979年の作品だから現代の映画と比べればそれなりですが…)
この作品を初めて観たのが1999年版DVDだったので、今回のソフトでは違う映画を観ているような新鮮さがありました。
映像特典には監督のインタビューが入ってます。あと解説やスタッフキャスト紹介がいくつかあり。
現ポーランドのダンツィヒの運命をそこで暮らす三つの民族の間で生まれた少年を通して描いています。
楽しく奇妙で美しく怖ろしく悲しい、といった混ざり合った不思議な感動がある映画です。
予備知識なしでも楽しめますが、やはり時代背景 (特に第一次大戦後からナチスのポーランド侵攻)を知っておくとより理解しやすいし楽しめると思います。
とにかく…
値段も安く、質も非常に向上。 ここだけでもすでに★5つです。
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