あじさいの唄 夢で会えたらの巻 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)
連載は続いていたのに5年ほど単行本化がされなかったのですが、ようやく出ました。父親と息子の日常生活を書かせたらこの人の右に出る人はいないでしょう。
ほんわかした家庭を味わうには絶品の漫画です。
あじさいの唄 (第1集) (Big comics special)
母親を早くに亡くした傘貼り浪人の息子が主人公。
朴訥で世渡り下手な親父と犬、3人の貧乏暮らし。
彼らにまつわる人情や触れあいを描き出す。
個人的に、評価したい点が2つばかりある。
まず1つめは、1つ1つのエピソードが短いこと。
2つめに述べることとも関わるのだが、長ければいいというものでもない。
短い中に生まれる趣というものもある。
たぶん商業的な理由だと思うが、短いことそれ自体が、
無駄を省いた構成を形作るのに一役買っている。
2つめが、不必要に「お涙頂戴」の展開になっていないこと。
何しろ、そんな紙数もない。
しかし、おそらく意図してることでもある。
話の舞台から言ってそうすることも難しくない筈だが、
敢えてそうはしないところがいい。
あくまで少年の毎日は楽しく、悲喜あれど充実しているのである。
あまり緻密でない描画も作風に合っていて、既に1つの世界が出来ている。
読者は普段着のままで飛び込むかどうするか決めればいい訳で、至って気楽な作品と言える。
もっとも、気楽なだけで入り込むと意外な深淵にはまりこむような作品でもある。
あじさいの唄 おかえりの巻 (ビッグコミックス)
母が亡くなり、父と子と犬と猫と暮らしている、家族の物語です。
父の大きさ、子の強さ、先生の優しさ、友達がいることの喜び・・・。
この本にたくさんの優しさがつまっています。
水で空気を洗う空気清浄機『ウォータークリーン』 WATERCLEEN 消
他の方が書いていましたが、少々音が気になりますが、下にクッションになるもの、ゴムシートや布製の鍋敷きなどを置くとほとんど気にならなくなりました。
家にあったアロマオイル(ティートリー・グレープフルーツ)をいれて楽しんでます。アロマポットよりも部屋全体に爽やかに広がる感じが良いです。
値段もお手頃で動物を飼っているお友達にプレゼントしようかな?
あじさいの唄 7 (ビッグコミックススペシャル)
一見すると下手な絵にも思えるが、じつに上手い。これほど自在に表情豊かに表現できる人は、そうはいないように思う。思い切ったデフォルメも少しも不自然ではなく、キャラクターを活き活きさせており、羨ましいくらいの自由さだ。人情味のある話にとてもよくあっている。