TVアニメ「CANAAN」CANAAN Inspired album
CANAANのシリアスな世界観を2名のヴォーカリストで表現した意欲作。
キャラソンにありがちなお遊び要素は無く、当たり障りの無いJ-POP感でも無い。
特徴的で高い完成度を誇る楽曲群はどれも鳥肌モノで、CANAANのイメージを本気で練り上げた事がわかる。
重厚で激情の飛蘭と、深淵と安らぎのAnnabelの個性が交互に展開されるトータルバランスは見事の一言。
CANAANを観ていた人、OP,EDが印象に残っている人は買って損は無いどころか、
これを聞き逃すなんて勿体無い!1枚に仕上がっていると思います。
ダメ人間 ~溜め息ばかりの青春記 (ダ・ヴィンチブックス)
北海道の地方に生まれたちょっと変わったけれど、何処にでもいるであろう存在であった鈴井さんの青春期です。が、相当暗いです。正直もう少し明るいものを想像していたのですが、かなり暗いです。
今のところ私はテレビ番組「水曜どうでしょう」でしか見たこと無いのですが、確かに面白い方なんですが、自伝として面白かったか?と聞かれれば、それほどでもなかったです。ただ、こんなことがあったのか、と思うほどなるほどな展開で納得しました。特に納得したのは ミスターはもてる です。やはり、カッコイイですからね。でも、それだけではないところと、いろいろな意味での「ダメ」さと、そこからの逃避が好みとして、結構好きです。ダメ人間の仲間として、そう感じるダメのベクトルの方向が理解出来ます。
多少暗くても、ミスターが好きな方に、オススメ致します。