サンディ・モーニン
「日曜の朝」のタイトルどおり、休日のオープニングにもってこいのリラックスなアルバムだが、中身は濃厚。ケニー・ドリューを含むピアノトリオにグリーンのソウルフル・ギターが気持ちいいといったら!マイルスのSo Whatも勿論Kind of Blueのそれとは別世界の土臭さを漂わせる。ビリー・ホリディのバラードGod Bless The Childも聴きモノ。タイトル曲もまさに題名どおりのインプレッションだ。トータル・アルバムとての出来が素敵で、できたらLPでA面B面ずつ聴きたいものだ。オルガンとの相性がいいグリーンだが、ピアノ・トリオとの本作もお忘れなく。ソニー・クラークとの録音を集めた2枚組もお薦め!
栄光への脱出 [DVD]
ポール・ニューマンも文句なくカッコイイし、アカデミー音楽賞を受賞したドラマティックなテーマも名曲である。実際イスラエル建国宣言に開始された第一次中東戦争では、周辺アラブ諸国軍によってユダヤ人居住地は消滅するというのが世界の多勢の見方であった。しかしアラブ側が足並みの揃わないのに対して、アウシュビッツを体験したユダヤ人は「約束の地」を断固獲得するのだとの信念により奇跡が起きた。本作品はこのまだ生まれたばかりの新国家がどのように誕生するのかを追っているが、現在のパレスチナ問題を考えれば、正直いって評価の難しい作品だろう。まあよくも悪くもパレスチナ問題の原点を考える契機になるのならば、いまだ価値がある作品だろう。作品自体は社会派で、とても完成度が高い。
栄光への脱出(紙ジャケット仕様)
LPと同じパッケージは満足感があります。谷村氏のトークは愛も変わらずさえています。聞き入ってしまいますね。アリスの曲は恋愛ものような安っぽい詩ではなく、青春を感じます。心の迷いの多き青春時代を思い出させます。谷村さんのスバルが今では歌えなくなっていましたが、このアルバムを聞くと歌えそうな気がしてきます。自分の気持ちがピタっと来ますね。
嵐が丘(初回限定盤)(DVD付)
当然の事ながら、ご自身が作曲の「嵐が丘」「水百景」が、ウリと言うアルバムだが彼女自身が編曲した1960年代にブームとなった
ラテンイージーリスリング「エルチョクロ」「死ぬほど愛して「ジェラシー」等の出来が極めて良く新鮮である。
ストラリヴァリを手にした最初のアルバムと思うがヴァイオリンの音の伸びが極めて良い。大胆且つ繊細な音の世界に浸って戴きたい。
PS:私は存在している事があまり知られていない、松下の「AVギャラリー」で楽しんでいる。