リッキー・マーティン: La Historia / ヒストリー~スパニッシュ・ベスト ビデオ・コレクション [DVD]
リッキーのスペイン語での歌だけを集めたDVDです。彼の代表的な歌は、英語とスペイン語の両ヴァージョンが出ていますが、日本国内では英語ばかりが目立ちますね。そんな彼のスペイン語の歌を聴けて、見られる貴重な映像だと思います。映像自体も英語のビデオクリップとはちょっとですが違っています。英語を聴き慣れた人は、耳慣れないスペイン語に違和感を感じるかもしれませんが、やはりラテンの曲、スペイン語が似合うと思います。
特に昔の歌の映像では、ロン毛にヒゲのリッキーも見られ、ちょっと可笑しかったですね。でもさすがは元美少年グループ、メヌードの出身、イイ男ぶりが板についていますね。
ロケ地についてもフランス、バハマ、メキシコ、ニューヨーク、ロス・アンゼルスなどと多彩で、それぞれの地域性がよく出ているような気がしました。特にメキシコロケの映像はなかなか重いものがありました。ショートストーリーの映画を見ているようでしたね。
光のいやしが地球を救う―なぜ病気が消えてなくなるのか
もともと著者のファンだったので、発売日に購入しました。
この本を読んだら見えない世界のことを否定できなくなるかもしれません。
幸せになりたい人みんなにおすすめします。
Ricky Martin: Live Black & White Tour [Blu-ray] [Import]
この人のステージもライブとショーが混在している。
実力があれば、ライブを見せてほしい。歌の凄さやうまさが常に前面にあり、その他のダンスショーや意味不明の映像ショーは脇役であるべき。
最近はこの人に限らず、ライブでなく映像ショーやダンスショーが前面にでて、肝心のライブの歌が添え物的になる傾向が多い。
そんなものに期待はしていないし寸劇になどは全く不要である。それを見たいのではなく歌を聴きたいのである。
ピンクフロイドやマドンナでもショーの要素はあるが、その時も常に彼らのライブ演奏が前面で中心であり、ショーは添え物である。
これが逆だと見てられないし途中で飽きる。本物の歌手(歌唱力の凄さを見せつけてほしい)のライブステージを見たいものである。
次回のライブブルーレイに期待したい。
Ricky リッキー [DVD]
フランソワ・オゾン監督が描くファンタジー。娘のリザとふたり暮らしのシングルマザー・カティ。勤め先の工員・パコと恋に落ちた彼女は、彼と暮らし始め赤ちゃんのリッキーにも恵まれる。そんなある日、リッキーにある異変が起きる、ということである。
フランソワ・オゾン監督の切り口は面白い。
赤ちゃんに、天使の羽根が生えてくる。何と空を飛んでしまう。空を飛んで、消えていってしまう。
母親が入水自殺を図ろうとすると一瞬だけ、リッキーが飛んで戻ってくる。
でももう戻ってこない。
しかし、家族は幸福を見出す。
80分ほどの映画であり、着想は面白いが、尻切れトンボの感を免れない。たしかに、リッキーが戻ってきても、処し方に困るということだろう。
別な視点、
フランスの労働階級の生活は日本の団地生活を思わせ、かなり貧しい。
素性も知らぬ男と簡単に関係を結んでしまうというのも、こんなものかと考えさせられる。
娘は、移民の男が転がり込んできたりしても、凛としている。しっかりものだ。ぐれたりしない。母親よりよほど大人だ。