アイドルをさがせ! ヒストリー ~ハロプロメンバー総出演!~ [DVD]
「ハロプロ好きなら絶対買い」この言葉にウソはありません。僕的に気に入ったのは、カントリー娘のりんねが、1人でも負けずにがんばっているところ、今では、大人気の加護ちゃん辻ちゃんがカメラを向けられて緊張しているシーンはかなりかわいいです。また中沢裕子監修のドラマが、下らん過ぎて笑えますよ。 あとは、ピンチランナーの舞台裏では、ごっちんが周りに気を使ってる様子が見れ、最後は中沢卒業に対するみんなの想い、初期のころのあまりお客さんが入ってないコンサートなど見所満載。ハロプロ好きにはかって損は無い品物だと思います。
タンポポ [DVD]
監督名を伏せて、映像を見ただけで、誰の作品か分かってしまう。何と言うか、そのフィルムに焼き付けられら空気で分かる監督ってのが何人かいる訳です。それが良いのか悪いのかは、分かりませんが。
小津安二郎然り、アキ・カウリスマキ然り。そして、伊丹十三もその一人。
きっと、もっと沢山いると思うんですが、今思いつかないので、すみません。
伊丹監督は生前、合計10本の映画を監督してますが、最初の3作品だけ!なんて、意地悪を言う人もいますが、まぁ、確かに初期の3作品は抜群に面白い。監督デビュー作『お葬式』は、まさに“BEST OF HOW TO 映画”ともいうべき異色な傑作。第3作目はいわずと知れた『マルサの女』。
そして、その二つの傑作に埋もれがちなのが、監督第二作目の『タンポポ』。徹底的に「食」にこだわった、日本映画でも特異な存在。これが、非常に面白い。
B級グルメの王様・ラーメンを主軸に、様々な「食」というか「欲」のドラマを、同時間に起こっているというグランドホテル形式を用いて、母乳を赤ん坊に与える母親の乳房のアップを延々に映すというエンディングまで伊丹特有のネチッこい演出で延々と見せる。母乳こそ、食の原点とばかりのラストシーンは、ちょっと目のやり場に困りますが、爽やかに迎えた終演後だけに、異様に説得力があります。
ライブ初の武道館~ダンシング ラブ サイト2000春~ [VHS]
市井紗耶香の卒業ライブであるが、福田明日香の卒業ライブとなったMemory〜青春の光〜1999.4.18 [DVD]ように楽屋までカメラが入って、卒業そのものに焦点を当てるようなことはしていない。第三次追加メンバーの初ライブでもあるが、むしろ彼女たちの登場しない、7人だけのパフォーマンスがすばらしい。「愛車 ローンで」や「おもいで」、「DANCEするのだ!」、「原宿6:00集合」などが秀逸である。「未来の扉」などは前2作にも収録されているので、見比べるのもおもしろい。「LOVEマシーン」の出足では、誰がどのポジションに立つのかわかっていないようで、マルチアングルのカメラが右往左往してしまっている。ライブパフォーマンスにおいて、個が全体に埋没せず、かつ全体も見渡せる規模の編成は8人以下だと思うのは私だけであろうか?
TANPOPO 1
はっきり言ってこのアルバムは今のタンポポファン(石川・加護)ファンには用の無いものでしょう、とにかくむせかえるような大人の女の色香にヤラれます。
音の作り方もつんくが偏狭なまでに趣味的に取り組んだようで
いい加減なチャカポコした音は皆無、
このアルバムが出た1999年の上半期の娘。はある意味純粋に音楽とアイドルの道を追求し得た奇跡的な時代の端境期だったのでしょう。