CDブック チョコレート・ラヴ(CDジャーナル・ムック)
職人技で丁寧に作られた心地好い松尾サウンドにあふれている。限定盤なので手に入りにくいのが残念!豊かな才能と経験に加えて演奏技術の高さが可能にした貴重な一枚。本秀康氏のマンガとのコラボレーションで、楽しい世界が出来上がった。いつまでも手元に置いておきたくなる可愛い本でもある。
めぞん一刻 テーマソングベスト
ケチのつけようがありません。
ここまで完成されているCDはめずらしいです。
音楽を聴いているだけでも、アニメのOP、EDが頭の中に流れてきます。
アニメ派の方は絶対持ってて欲しい、買って損はないものです。
ここまでアニメとマッチした曲を使用した当時のアニメ製作の方々は
本気でめぞんを作っていると感じさせますね。
つい、アニメが見たくなってしまいます。
シングルズII
シングル曲がシングル・マスターで聴ける名企画盤
しかもシングルのジャケットを表も裏も忠実に再現した
インナーもグー
82年以降の甲斐バンド~甲斐よしひろ(ソロ1期)時代はロングバージョンやリミックスバージョンの全盛期
ほとんどの曲が今や入手困難なアルバムとは別バージョン
特に甲斐バンドの最高傑作の誉高い
「Love Minus Zero」からは7曲もの別バージョンが収められており、この部分は「裏LMZ」とも言える本番のハイライトの一つ
1枚目の曲はアルバムでは名エンジニア「Bob Clearmountain」によるNYのパワーステーションスタジオ
でのミックスが収められているが、ここでのシングル・マスターでは日本人エンジニアによる日本ミックスが収められており(一部例外あり)、アルバムを聴いた人はボブの仕事が如何に優秀だったか、甲斐が何故巨費を費やしてNYミックスに拘ったかなどを思いを巡らせるのも一興。
丁寧なマスタリングで音も良い。ビギナーよりも
中級以上の甲斐ファンにお勧めのベスト盤
最後のボーナストラックはイマイチかな(失礼)。
しまじろう ヘソカ ヒットソングコレクション!!(DVD付)
私のレビューの表題にある通り、1966年のママとあそぼう!ピンポンパンから見始めて、
カリキュラマシーンにウゴウゴルーガ(ここら辺だとまだお母さんたちは生まれる前だから
分かりませんよね?)。ポンキッキにポンキッキーズ。40年がかりでおよそすべての
子供向け情操教育番組を見続けてまいりました。なのに最愛の妻は「アンタ、本当に
子供向け番組が好きね?」とあきれ返られておりますが…でもいいんです。私の半生を
かけた壮大な人体実験です!!
そしてしましまとらのしまじろうまで来て、「おおお!!」と思いまして、でも私も最初の頃は
キャラクターの名前すら知らずに見ていて、テレビ東京に「あのオウムの子供の名前を
教えて下さい!!」と電話をかけても、「分かりません、製作元のテレビせとうちに聞いて
下さい」と無責任な回答で、仕方がないので長距離電話をかけて、「ああ、とりっぴいの
ことですか?」と即答されて、「あ、それです!!」という程度のものだったのですが…
ついにしまじろう ヘソカでガツンときました!! そうです、これを待っていたのです!!
毎週月曜日の朝7時30分になると、テレビの前にかじりついて、両手をギュッと握りしめ、
出演者の子供に合わせてお腹の底から大声で思いっきり元気よく、「しまじろ〜〜う、
ヘソカ!!」と叫ぶので、妻から「アンタバカ? 歳いくつ?」とますます大ヒンシュク!!
ぶっちぎりでバカ丸出しです!! 「だって仕事の疲れが吹き飛ぶんだから、ほっといて
くれよ!」と返すのですが…大人の方にもお薦めします。疲れた心にビタミンC!!
疲れも悩みも吹き飛びます!! 絶対お薦めです!! お子さんと一緒に見て下さい。
いずれきっと大きな夢と希望を持った、立派な大人になる事でしょう!!
★なんと言っても一番お薦めなのが、しまじろうたちはどんなときでも絶対に人を
傷つけない事です!! 私は被災しましたが、それでもしまじろう ヘソカを見続けます!!
彼、彼女たちはいつも優しい心の持ち主ですから。
収録作品は下記のとおりです。
DISC-1
1・ソラソラ☆あおぞら
2・サン!サン!サマー!
3・いっぽまえに!
4・きみに あいに ゆくよ
5・きみはヒーロー!
6・ころころ おにぎり しまじろう
7・クルクルリン
8・だから
9・わたしのすきなもの
10・パッパカパーティー
11・サイコー!
12・しまみみ みとりらむっ
13・ヘソカ〜サン!
14・あかさたな? はまやらわ!…ん!
15・てと てを つないで
16・それが サンタクロースの おねがい
17・ハッピー・ジャムジャム(HE SO KA バージョン)
DISC-2
1・クルクルリン!
2・クルクルリン!(振り付けムービー)
3・ハッピージャムジャム(HE SO KA バージョン)
4・しまみとりらむっ
以上です。これは★5つでも足りません!!
ONE MORE SMILE
このアルバムは、ブリティッシュポップの流れを汲むヒネリ(毒気)の効いたメロディーとサウンドをベースとし、
楽曲の端々に細やかな音の仕掛けをふんだんに施して、緻密で計算され尽くした作品を創り上げるポップマエストロ、
という松尾清憲のイメージを、良い意味で覆してくれる作品と言えるでしょう。
収録された全ての楽曲に"歌=歌心"が溢れており、本来、彼が創り出す楽曲の一番の聴かせ所である凝ったサウンドも今回は少し控えめで、
"歌"を最大限に活かすことに重きを置いたアレンジがより一層、楽曲の素晴らしさを引き立てています。
そういう意味で今作は、過去の作品群の中で最も"歌"を大切にした、ボーカルオリエンテッドな作品と言えるのではないでしょうか。
そして、いつも以上にブリティッシュポップとアメリカンポップスの要素がバランス良くブレンドされたサウンドもポイントだと思います。
奇しくも、ビーチボーイズのオリジナルセッションによるアルバム"Smile"が間もなく発売になりますが、
"One More Smile"というタイトルといい、"Caroline No"な"Dear Mr. Sunshine"やタイトルソングといい、ホント、ナイスタイミングです。
また、デジパック仕様のケースとポップなアートワーク、ブックレットに数点掲載された本秀康氏のイラストもとても可愛くて、
フィジカル盤を手に取る楽しみを再確認させてくれる素晴らしい装丁もポイントが高いですね。
二十数年来の盟友達が中心となっているバンド、Velvet Tea Setsによる、良い意味で耳障りの好い柔らかなサウンドと、
温もりに溢れた楽曲が詰まった、まさに、聴く度に笑顔がこぼれてしまう好盤です。
松尾清憲入門編にも最適な一枚だと思います。