某アニメ店で流れているのを聞きました。人気小説「十二国記」の、アニメのエンディングテーマになるそうです。作品の世界観そのまま!な感じで、思わず浸ってしまいました…
十国記が好きな人にとってはうれしい原作にもない番外編のようなものです。 麒麟たちが勢ぞろいしての会話。 景麒と予王の出会いからなぜ予王の姉が偽王として立ったのかという理由。 同じ半獣である楽俊と桓たいとの会話。 その三本立てです。 お勧めなのはやはり原作でも語られなかった景麒と予王の出会いやなぜ予王の姉が偽王として立ったのかを偽王である舒栄自らの視点で描かれていることです。 物語では主人公の陽子の敵側となってしまいましたが、彼女には彼女なりの理由があったのだと知り、運命に翻弄された一人の女性の姉としての姿が見えた気がします。 麒麟たちの会話や楽俊と桓たいたちの会話も本編にはなかったもので聞いていてとても楽しめます。 ですが、陽子や延王などがファンの方々には少し物足りなさが残る作品です。 延王に至っては本当に出番はわずかですからね。 内容的にも少ししんみりした様子があり、もう少し明るめの話題も提供して欲しかったのが本音でもあります。
めちゃ恐かった
タイトルが示す通り、血みどろでした
この曲の最初にはアニメの十二国記のオープニングテーマが入っていますが、アニメではこの曲の大部分がCUTされています。そのCUTされいていた所を聞いたときには鳥肌が立つくらいの感動を覚えました。壮大な十二国記の世界観を十分に表現され、これから起こる物語の期待感をあおります。アニメを見た方には是が非でもこの曲を聞いていただきたい。また、原作だけ!!という人にもこのCDの曲は自然に貴方の頭の中の十二国記の世界にマッチするはずです!!!
十二国記の中でも、最も楽しめる作品ではないかと思います。なぜなら貴方はこの世界を想像の世界だけで感じるだけではなく....あなた自身がこの世界を肌で体験できるからです。この物語を読まれた方は分かると思いますが、麒麟が王を選び、そしてその選ばれた王が一国を統べります。そしてその王は一国を巻き込むだけの強運の持ち主。しかしこれはこの本の中だけのことではありません。必ず読者の方もこの王の魅力に引き込まれてしまうでしょう。読んでいるうちに必ず分かります。王は誰なんだか.....。
さて物語ははじめ主人公(珠晶)と黄朱である頑丘との出会いから始まります。そしてそれまでの珠晶の生活・旅路を振り返りいよいよ逢山を目指します。
おそらくここまでこのシリーズを読まれた方は分かると思いますが、昇山については詳しくは明らかにされませんでした。しかし今その道のりが明らかにされます。今このレビューをご覧になっている貴方、もう王の運気に巻き込まれていますよ。さぁ貴方も珠晶と供に逢山を目指しましょう。
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