NHKのテレビ絵本でたまたま見ました。あの歌が大好きだったから、もっとよく見たいと図書館で借りました。 感想は…人それぞれでしょうね。はっきり言って、あの歌の情景を完璧に表現出来たわけではないと思います。なんか、中途半端かな。でも、絵は本当に美しいですね。 あの歌を知らない息子は、本が気に入ったようですし、なんだかんだ言って私はあの歌が大好きなので購入しました。
この歌集でもゲド戦記歌集と同様に、作詞宮崎吾朗、作曲谷山浩子の楽曲が多い。
作詞では青春時代特有の視野、つまり私と恋するあなたの二人の世界、半径5メートルの世界が
うまく表現されている。ゲド戦記歌集でも感じたが、宮崎吾朗は作詞家の才能もあると思う。
曲も昭和時代を思い浮かばせるような、優しい曲調が多い。
手嶌葵の歌声は、相変わらずどこまでも澄んでいる。
その歌声はまるで、清涼感溢れる一陣の風がコクリコ坂の上から下へと駆け抜けるようで
爽やかで心地よい。
このCDはコクリコ坂ファン、手嶌葵ファンならば是非とも手元に置きたい1枚ではないだろうか。
I love cinemasシリーズに話題が集まりがちですが、コレもグッドです。見逃してはいけません。
M1の虹、M5のYUMINGカバー、M6の竹内まりあカバー、秀逸な出来です。録音も音もグッドで、ハイエンドオーディオファイルの方々でも納得される水準だと思います。
なお私はよく分からずDVD付属バージョンを購入しましたが、CDのみバージョンで充分だと思います。お勧めです。
いわなくていい感想A: アコースティックな響きが少ない。「きみのともだち」を持田香織版と比べると、吉川忠英のギターがやっぱり効いてたなぁと聴こえてしまう。東京のライブではゲストミュージシャンが登場して生楽器の音を楽しませてくれているようなのに、彼女がアルバムをほとんどAQさんとだけで仕上げてしまうのは、絶大な信頼とか(AQさんのアレンジは相変わらず素晴らしい)、リファレンスとしての純度とか、変なことされたら困るとか、声のコンディションとか、そういうこともあるだろうが、ひょっとして谷山さんの面倒くさがりが最大の理由だとしたら・・・ありえる。
そして、谷山さんの透明な声に残された時間は長くないかも知れない。あんまりのんびりしてないで、毎年アルバムを作る、旧作をスタジオでピアノ弾き語りでどんどん録音する、などできるだけ歌声を残してほしい。
いわねば感想B: 谷山浩子はやっぱり凄いです。当たり前のように全曲名作。 しんみり、にっこり、ノリノリ、沈黙、しあわせ、勇気・・・・魔術的谷山旋法全開! で極上の音楽的快楽を得られます。 そして「きみのともだち」のラスト、声が裏返るところで、その愛の深さに思わず涙してしまいます。 歌詞本来の意味が別次元に飛翔するこの瞬間こそ谷山さんの真価だと思います。 とっつきにくい曲があったとしても、繰り返し聴くべきです。彼女の心を受け取れるところまで、聴き手の心を育てていくべきです。 谷山さんの音楽にはその価値があります。
花とゆめとはそういうことか、と何となく納得しました。 白黒はっきりした話ではないのでしょうが、個人的には割と線引きがはっきりしている 印象を受けています。 聴き手によって、各自の花とゆめのカテゴライズの意味を得るのかもしれませんね。
私にとっては特に、ゆめって、こりゃ「ゆめ」だね…。と。
またライナーノーツというのでしょうか、歌詞の下すべてに浩子さんの 解説が数行ずつあり、読み応えがありました。 まもるくんは、そうだったんだねぇ…など。
先ほどもCDを流していると「誰か忘れて誰か捨てたの」という歌詞を聴き、 19歳の浩子さんの旅先で「こんなところにテングサが…」と 駅長さんが言ったのか…と光景が目に浮かび、なんだか笑ってしまいました。
とてもいいCDです。
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