女性3人のクラシカルバンド Vanilla Moodのピアノの人のソロです。 ジャズといっても、フュージョン、ファンク、ロック、エレクトロ、トランスなど とのクロスオーバーでのアレンジなのでかなり異色のアルバムという印象です。
インストなのでボーカルはなく、アレンジの大胆さもあって 誰にでもお勧めできるアルバムではありませんが 個人的には気に入ったアルバムです。 キラキラジブリやキラキラジブリ One in a million 辺りからなら割と近いかもしれません。
Yuuka,
Kaori,
Keiko,
Wakana,
Yuriko Kaida and,
Asuka
と、実際にこのようにCD表面に書かれております。
え゛、FJのボーカルさんってそんなにたくさん居たの?、と
驚いたのはわたしだけではないハズ。
そうなの、じつはそんなに居たんです、と言わんばかりに、
これまでさまざまなところで歌われた曲々が収録、
まさに散らばった珠玉を一所に集めた一枚、と言えそうです。
ただこうして各曲を集めることによって、
これまでの梶浦さんの作品によくあったように、
特にあるアニメに関連してディープにダークに入り込んでみました〜、
みたいな濃ゆさはあまり無くって、
ニュートラルなFJのサウンドってこういう感じになるんだ、って、
新鮮味を帯びた客観性を持って感じることができる気がします。
あ、ディープにダークに入り込みたい方はKalafina作品を聴いてね、
って逆宣伝的な部分もあったりして?(笑)
原曲とは違う歌手さんが歌っている曲などもあるそうなので、以前、
聴いたことあってもまた違った聴き方ができるのではないでしょうか。
FJYの作品に比べるとゆったりとした曲や、明るいノリのポップサウンドなど、
曲調にも幅が感じられ、まさに宝石箱的な雰囲気があるのですが、
各曲とも聴かせるところはしっかりと聴かせてる、そんな作品ですね。
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