すっかりベテランの彼ですが、そんな彼の初ベストALがこのCD。「TIMEシャワー」は当時RAPが珍しかった時代に発表した初期ライブのラストに歌う名曲。「ユーワーマイン」は今現在もライブで歌われるドラマの主題歌にもなったお気に入り。「流星のサドル」も、FANでない方も一度は聴いたことがあるのではないでしょうか?このアルバムが気に入ったら是非当時の映像を納めた1STライブDVD「キープ・オン・ダンシング」も観てください!CDとはまた違うアレンジや久保田のファンキーでパワー全快のボーカルパフォーマンスが楽しめます!ただこのライブで収録されている個人的に好きな曲「切り札は一度だけ」はどのベスト盤やアルバムにも収録されていないんですよねぇ・・・なんでだろ?久保田入門にお勧めです!
父が会社勤めではないので、いわゆるサラリーマンの暮らしが全くわかってないまま入社した私。 入社しても周囲は40〜50代の男性社員ばかり、女性社員はゼロのフロアで、どう振る舞ったらいいのかわからず、右往左往していました。
社会人としての自覚も恥ずかしながら全くなかったので、当然痛い目にうんと遭いました。 女子の多い大学での女性学講義で学んだ男女平等の観念は全く通じず、学んだことと実社会とのギャップに悩み、苦しい時期もありました。 どうして女性ばかりがバック業務にいるんだろう?周囲から自分が浮いている気がして居心地が悪いのはどうしてなんだろう?男性社員に比べて、上司が女性社員とは関係がぎくしゃくしているのはなぜ?
そんなところへ、女性の上司から薦めて頂いてこの本を読み、「ああ、自分はこの世界でのルールがわかっていなかったんだ!」と思い知ることができました。 「こんな男性主導の世界はおかしい」という反発心を持つのではなく、「良くも悪くもこの世界では自分はまだ異星人なのだ」と一歩ひいて考え、自分をそこへ溶け込ませる努力もまた大事であることに、ようやく気がつきました。
もっと早くこの本を読んでいればと思いました。 今思えば、その上司もこの本を読んで、現在の立場を獲得していかれたのでしょう。良い本に出会う機会を与えて頂き、本当に感謝しています。 それからは、以前のように不満を抱えるだけでなく、少し達観した目線で周囲を見る視野を持てるようになりました。
まだまだ男性社会である組織の中で、自分の位置づけやあるべき振る舞いなど、基礎的なルールや認識を教えてもらえた本です。 会社の制服の話など、ちょっと古くて今では考えにくい話もあるので、この本の内容をそのまま踏襲するというよりは、考え方を少し拝借するといった活用の仕方が良いかと思いました。
新社会人よりも、(比較的古い組織に)入社後2〜3年の実務経験を経て、様々な壁を感じるようになった方こそ、この本で説かれていることに共感しやすいと思うので、おすすめです。
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