松本零二、本人が原作・設定・監修をしているだけあって、 原作との違和感がなく、全体が見事に統一されています。 全てのキャラクターでストーリーを体験することができます。 松本零二の、銀河鉄道999をはじめ、 諸作品を読んでいる人にはお勧めです。 また、途中で原作者が声をやっている部分があり、 それが聞けるというだけでも価値があるでしょう。 ファンにとっては楽しめる作品でした。
宇宙戦艦ヤマトのような艦隊戦もありますが、どちらかというと人との絆が描かれた作品です。
主人公の零とハーロックとの絆は男の友情を見せてくれます。
「絆」のもう一つの見所は人間と機械化人との絆です。前半までは人間と機械化人との揉め事が絶えなくて、艦長の零も困り果てます。しかし、ある事件をきっかけに手を取り合うようになります。このシーンは感動して涙が出てきました。
もちろん零と女性クルーとの恋愛もあります。
コスモウォーリア零はヤマトに比べて、格段に暗いシーンが多いです。
機械化人は字のごとく、人間が死なないために自分を機械化したものですが、零の上司(女性)の夫や子供が突然、機械化人にされて扉の前に立っていたシーンは不気味で鳥肌が立ったのを今でも鮮明に覚えています。
足の裏から頭の天辺まで音が突き抜けてゆくような、そんなヴァイオリンがとてもいい。聞いていて非常に気持ちよいです。 もう買ってから大分経ちますが、良く聞いています。 ただ、元がアニメのサントラなだけに色々な曲調があり、人によってはあまり好みでない曲も多少は入っているかと思います。 最近音沙汰ありませんが、長く活動してほしいアーティストですね。
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