コンビニで見つけたので買いました。 こちらはコンビニコミックになります。
聞いたことのないタイトルだったので軽く読んでみると 藤田先生の今までの短編や「うしおととら」や「月光条例」の中の短いエピソードが書いております。 僕は最近、藤田先生の作品を良く読むようになってたので、すぐに購入しました。
藤田先生の作品が好きな人や初めて読むというかたにも楽しめると思います。 ちなみ在庫があればですが書店で注文という形でもご購入ができます。
どこかで見たような絵柄の内容のない、ひたすらダラダラ続くバトル漫画に辟易し、すっかり漫画というものから遠ざかっていたときに偶然この作品に出会いました。
こういう漫画が読みたかったのです!!!!
無駄のないストーリー、テンポの良さ、キャラクターの描き方、メッセージ性、圧倒的な迫力と緊迫感、本当に素晴らしいです。
とくに邪目のフクロウというキャラが秀逸です。恐ろしい存在なのに、とても切なくて読み終わる頃には大好きなキャラになっていました。
いい映画を観た後のなんともいえない満足感が得られる、そんな作品です。
しろがねと同時発売の猛獣使い、リーゼロッテ嬢
ナースと猛獣使いというミスマッチな設定ですが
サーカスの衣装と思えば思わず納得?w
ピンクのナーススーツが可愛らしく、少女っぽい体型が
この造型の特徴
気になる点といえば少し顎を引きすぎてうつむき加減になっているところと
素立ちっぽいあまり動きの無いポーズでしょうか
台座は歯車を模したデザインで「からくりサーカス」のロゴ
可愛らしく塗られたアヒル口など細かいところにも凝っています
若干インパクトにに欠ける面もありますが
無難にまとめられてます。
帯にある「新境地」とは思えないが、本作も藤田節炸裂。
画の描き込みも好き嫌いはあるだろうが、好きな人にはたまらない魅力である。
屈折しているニヒルなヒーローを描かせたら、作者の右に出る者はいないだろう。
持って回った話の流れも少々くどいと感じられるが、水戸黄門的なハッピーエンド(切なくはあるが)で締めくくられるので安心して読めるであろう。
しかしそれがパターン化してきたので☆四つ。
『からくり』編と『サーカス』編が、相互に展開しながら進むストーリー構成になっている、このマンガ。ついに、からくり編スタート。シンプルな少年漫画の代表者のように言われるけど、どうしてどうして藤田さんのストーリーの複雑さは、円熟味をましてますねぇ。 全世界をまたにかける謎の組織『しろがね』その、組織のおこす事件には各国政府上層部も、沈黙するという。その「しろがね」がはじめて本格的に姿を現す巻です。『うしおととら』の宗教団体もそうだったけど、目的のために縛られた秘密結社や組織を、作者の藤田さんは良く描く。目的に縛られることのおろかさ、悲しさ・・・・そしてかっこよさ、いろいろなものをほんとうまく描きだす。傑作ですね。
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