スカイハイシリーズは好きで何度も読み返しています。 ただ以前より全体的に優しめなストーリーだと感じました。
長く続くとファンの好き嫌いもでてきますね。 第六弾はファンの中では特に賛否両論分かれると思います。 まあ話が複雑なので途中からついてこれない人がいるのは 仕方ないと思います。 でも私はこの第六部が大好きです。読み始めたのも第六部から なのでとても思い入れがあります。 私は友人から第六部までのお話をあらかた聞いていたのですんなり 六部を読みましたがこれからはじめて読むぞという人は 第三部→第四部→第五部→第六部→第一部→第二部→ スティール・ボール・ランの順で読むといいかと思います。 余談ですがボヘミアン・ラプソディーはクイーンというバンドの 名曲なのでマンガと一緒にそっちのほうも買ってみたらいいと 思います。
ドラマ自体の内容はみなさんご存知でしょうから省き、DVDソフトとしてどうかを書きます。 本編はスクイーズで収録されており、画質は良いですが、オープニングとエンディングはなぜかスタンダードサイズなので、ワイドテレビで見ないと妙に小さくなってしまいます。 ボックスにはブックレットどころかペラ一枚、しかもネタバレしてます。インタビューやメイキングもなぜか全10話のうち4話分だけしか収録されていません。 メニュー画面の「本編再生」が「ご覧なさい」と表記されるなど、細かい配慮もあるだけに、保存版のボックスセットとしては詰めの甘いアイテムと言わざるを得ないのは残念です。
まず注意点を。この作品は通常ジャケ(1998年)と紙ジャケ(2006年)があり、共通するのはオリジナルの12曲目「はるかなる想い」まででボーナス部分の構成がまるで違う、というのが一点。 そしてここAmazonでのレビューは両者が混ざった状態である、というのがもう一点です。他の方のレビューで「ボーナス8曲」や「スカイハイの別Ver」とあるのは98年盤の方です。
なぜわざわざこのような注意を促すのか? そもそもこのアルバム、オリジナル構成の全12曲だけでも表題曲Sky Highを筆頭になかなか良曲揃いの良作とは言えるのですが、それ以上の評価を勝ち得るには愛着をもってしても今一歩及ばず…というのが正直なところです。 ところが、それを実質的に底上げしてしまう事態をもたらしているのが後年のCD化で追加されたボーナストラックの存在なのです。 本来オマケであるボーナス曲を含めた上で作品を評価するのは邪道なのかも知れませんが、私個人としては98年盤の方をより高く評価しております。 ざっくり要約すると、98年盤には作成年代を問わず本編のカラーに合った曲を選んで肉付けしている意図が窺えます。また、ジグソーの魅力を大いに発揮した魅力的な曲が多く、本編以上の輝きを発している曲もいくつかある程です。映画版スカイハイの収録も含め、粋な心遣いによって傑作の域へと上手く昇華されていると思います。 もう一つの2006年盤の方はどちらかと言うと「初CD化」が主旨の選曲であり、聴き心地よりむしろマニア向けの構成と言えるでしょう。逆に言うと、これまでCD化すらされなかった曲なのです。 ただし、これらはあくまでも好みの問題なので、できれば両者のボーナス部分の構成を確認し、さらにできれば聴き比べてから選ぶことをオススメします。 (98年盤の方は出品されたり無かったりと不安定ですが…) 全て試聴するのは大変ですので、興味がある方はとりあえず98年盤の#19「You Bring Out The Best In Me」を聴いてみてはどうでしょうか。
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