ゲームの後半の曲とあって、アップテンポな曲、バラード調な曲、明るい曲から切ない曲までと、クライマックスを盛り上げ飾る多彩な曲に溢れていて楽しめます。どの曲も安定していてハズレと言うハズレものはなかったかな、と。
上松さん曰く“全曲歌曲のつもりで作りました!!”に相応しい出来なのではないかと。
なるけさんも大好きですが、シリーズを意識しつつ、そこに自分のテイストを組み込みながら新しい雰囲気の曲を創り上げる、上松さんや甲田さんの曲も好きになりました。これは次回もたのしみだなと。
OP曲とED曲も一応の所、フルコーラスで一度に楽しめます(ただし、OP曲はゲーム中の某場面に使用されたままのものですから、水樹奈々さんのオリジナルの物とは若干異なる……かな?でも、それはそれで聴き応えがあるかと感じました)
唯、惜しむらくは全てを満喫しようと思うには、Vol.1とセットで購入しなければならない所。CD3枚でこの価格は良いのですが、これまでのシリーズのサントラと違って、全ての楽曲を揃えるのに2種類、計7000円というのは、ある意味で酷かな?と感じました。思い切りがなければ中々……ソフトより高いですしね。まぁ、片方を聴けばもう一つも欲しいと感じさせる出来であるとは思いますが。揃えて購入して損は無い出来だと思いますが……やはり、2つに分けられるときついかな……。
普通のノベライズではなく、全編レベッカの手紙というスタイルをとっています。そのため、ゲームをプレイしていない人には話の筋がうまく掴めないでしょう。全編レベッカ視点なので他キャラの心情が掴みづらく、その辺は不満に感じる人が多いかと思います。また、レベッカの手紙にしては少々文体が大人しすぎる印象も受けました。
ただ、僕は原作のゲームに非常に感動したクチなので、「回顧録」のような形の本書は非常に面白かったです。作者はよくゲームの内容を把握しており、シーンごとのキャラの心情をうまく掴み、それぞれをキッチリと書き込んでいると思います。
出来れば本屋などで立ち読みして、内容をある程度確認してから買うのが良いでしょう。叙述形式が受け付けられない、レベッカの視点ばかりで不満だ、と感じる人も多いと思いますので(^。^;;
WAシリーズの公式設定資料集を買うのは「F」以来です。それをふまえて参考にしてください。
まず表紙がメインキャラ総出演でなかなかカッコいいです(この表紙イラストのポスター欲しいなあ)中身もイラスト・シナリオ解説・用語集・スタッフインタビューなどは十分満足できる内容でした。ただサブキャラのイラストがやや少ないかな?一方で、背景イラストは充実しています。かなり多いです。
シナリオ解説・スタッフインタビューはなかなか読み応えがあり、WA5のシナリオ、世界観をより深く知りたい人には必読でしょう。
他に面白かったのは「ディーンの鼻こすり」について詳しく考察してるコラム?ですw本編中でも気になっていたので…
あと、レベッカ役で主題歌も歌っている水樹奈々さんのインタビューが6Pあります。主題歌について詳細に語っていて、可愛い写真(レベッカではなく水樹さんのですよ)も掲載されてます。これは水樹さんのファンにはたまらないと思いますが、他の声優さんのインタビューが無いのは残念ですね…メインの6人、せめてディーンとアヴリルの声優さんのコメントだけでも聴きたかったなあ。
「F」の資料集にあったようなDVDも欲しかったですね。
少し不満はありますがWA5のファンなら、コレクターズアイテムとしても読みものとしても買って損をすることは無いと思います。
ボス戦解説やキャラクターデータ、ダンジョン攻略など等・・・
設定資料にパズルボックス攻略もあります。普通に攻略するのなら文句は無い本です。
ある致命的な点を除けば・・・
最も致命的な点、それは隠しダンジョン及び、隠しボス攻略が全く無い事!
「ファルガイアにはまだ多くの謎が残されている」なんて匂わせて画像を何枚か掲載してますけど、え!?これって“ザ・マスターガイド”じゃないの!?ちょっとした詐欺ですよ?
フ○ミ通の使えない最速ガイドブックじゃないでしょ?隠しダンジョンや隠しボス目当てで買ったのに正直萎えました。
前述しましたが普通に攻略する上では文句は無い一冊です。
近年まれに見る良作。だらだらと闘うだけではない戦闘が特に面白い。
どの場所に移動し、どんな攻撃をするか等考えさせられるバトルが楽しめる。
また仲間と力を合わせてのカッコイイ必殺技もある。
メインストーリーだけでなくサブイベント(シリーズのキャラ達が顔出してます)も充実。
道中はグッズを使ってのアクションがあるけれど、ほどほどなので苦手な人でも頑張れるレベル。オススメ出来ます。
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