一足先に北米版を入手したのですが、ディスク自体は同じ様なのでレビューさせて頂きます。
アメリカンコミックのファンなら知らない人はいない、歴史的名作「ダークナイト・リターンズ」。 このOVAでは原作全4巻の内、前半2巻までの内容(トゥーフェイスとの戦いと、ミュータント団ボスとのリベンジマッチまで)をアニメ化しています。 バットマン=ブルース・ウェイン視点でのモノローグがなくなっており、アクションシーンが大幅にボリュームアップしている為、原作のハードボイルドタッチは薄れており、若干受ける印象は異なりますが、アニメというメディアに最適化した結果なのでしょう。 まごうことなき、あの「ダークナイト・リターンズ」です。
一方で、原作を知らない人には若干説明不足な点も感じられます。 そもそもの原作がバットマン本編の設定とは食い違っている部分もあり、映画でしかバットマンを見たことがない人は更に混乱してしまうかも。
作画レベルは非常に高く、硬太りしたミラー版のバットマンやロビンが時に軽快に、時に重々しく決めるアクションはかなりの見応えです。
吹き替えが無いのだけが残念ですが、良心的な値段もありがたい所。 特典として、TVシリーズからトゥーフェイス登場話の前後編が収録されています。
これが売れてくれて、日本未発売のイヤーワンやアンダー・ザ・レッドフード、パブリック・エネミー等のOVAも字幕、できれば吹き替え入りで発売して貰えると嬉しいのですが。
1995年、映画「Batman Forever」のサウンドトラック盤です。
Sealのtr. 4以外は、(リリース当初)すべて新曲で、
tr. 3のBrandyは、Lenny Kravitz作曲・編曲・演奏(G, B, Dr etc)のミドルチューン
tr. 5は、THE MARVELETTSのカバー。作曲は、Smokey Robinson。
tr. 8は、THE DAMNEDのカバー
tr. 11のMichael Hutchence(INXS)は、Iggy Popのカバー 。。。となっています。
全体的に、暗くて妖しいサントラ盤です。
その中、SealやEddi Reader etcが、癒しを与えてくれます。
ロック系・オルタナ系・パンク系と、クラブ系・ヒップホップ系が、一緒に入っています。
曲によって好みが割れると思うので、「☆-1」させていただきました。
ちなみに、U2は、「The Best of 1990-2000」に収録されています。
また、Sealは、このサントラ盤に収録されているのは、フェイドアウトして3:35くらいで終わる短縮バージョンで、
オリジナルは、1994年リリースの2ndアルバム「Seal」に収録されており、4:47あります。
「Batmanファン」「各アーティストのファン」にオススメです。
レア音源目当ての人は、お手持ちのベスト盤やレア音源集を、先にチェックすることをオススメします。
(中古盤・激安です)
この本が発表されたのが10年以上前だと聞くと驚いてしまいます。最初に読んだ時、ちょっとした拒否感はありましたが、傑作という意味は徐々に分かってきたように思います。 バットマン、つまりブルース・ウェインはこの本の中では55歳という設定です。決してこれからの未来を描いてるわけではないのですが、ELSE WORLDとはまた別に、この本は『未来』を描いているのです。 『未来』はロビン、しかもこの本でのロビンはキャリーと言う名の少女に託されて行きます。 大人が読んでも確実に面白い本、というよりむしろ正直な所、子供のためのコミックスではないように思いました。 そしてフランク・ミラー氏の描く、リアルと単調、ディフォルメが共存するアートにも注目。
主役がほとんど目立たない空気で、 ファイファーとウォーケンの怪演ばかりが この作品をどんどん引っ張ります。 バットマンという題名の衣を着た バートンらしい「変な映画」だなぁ・・・と。
正直ペンギンでさえどこか印象が薄れるほど、 2人だけで引っ張っている映画ですね。
前作を読んだものとしては、フランクミラーのタッチが
単純になったと思う、さらにいわゆる
アニメ調のギャルを描いたことには笑える!
スーパーマンに続いてワンダーウーマン、キャプテンマーベル
フラッシュ、グリーンランターン、グリーンアロー
火星人マンハンター、ホークマンといったキャラたちが登場!
ほとんどジャステイスリーグだ!
最後に戦う相手がなんとロビンには驚かされた!
丁寧にロビンがオッサンとして描かれている
「そのまんま毛が生えた」である
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