私がそもそも『豪農』に興味を持ったキッカケは、とある月刊誌に掲載されていた豪農廃墟です。 元々、人口造成物が自然に飲み込まれている姿…廃墟系に心惹かれてましたが、その豪農廃墟は特に美しかった。伝統的な日本家屋の繊細なデティールが自然によって肉を剥がれ骨格を露にしていた。豪農と一般農家の決定的な違いは建物の豪華さです。だって、来客専用家屋(ゲストルームじゃなくてゲストハウスってやつです)なんてのもあるんですよ! 廃墟にならなければ決して他人の目に晒されることはなかっただろう。現代に普及している建築物にはない壮大なロマンが感じられた。懐かしいような漠然とした昔の思い出が蘇ってきた。 前置きが長くなってしまいましたが、そんなこんなで、私も自分の城を築くなら伝統美溢れる日本家屋が良いと思っていました。建築関係本の『和風住居特集モノ』も良く見ましたけど、掲載例が少ないし変にお洒落っぽかったりして本物感に欠けてたり…。優良建築士さんなら「こんな感じで!」って伝えれば、自分で‘○○造り’等を勉強して指示しなくともちゃんと図面にしてくれます。そんなときにもこの本は参考になるんじゃないでしょうか? この本には一般公開されている豪農が11件、非公開が42件(公開に比べれば枚数は少ない)掲載されています。いくら公開されてる家屋と言っても新潟近県に住んでいない限り足を運ぶのは困難だし入場料もあります。近所の豪農を・・・と思っても、そう気軽に中まで見せて貰えるものでもない。また、非公開家屋は公的支援を受けず独力で地主遺構を保持してこられたとのことで、この本でしか見られない非常に貴重な資料だと思います。 本誌は値段の割りには薄く小さいサイズで割高感は否めないですが、目的を持って購入するならば決して高くない買い物だと思います。 まぁ、でも、「和風住宅建てるときの参考にどうぞ!」って言っても、題材が『豪農』だけに、一般市民がソックリそのままマネして建てるには桁違いに高級過ぎる代物なので、星は4つにしておきます。
7月5日時点で、アマゾン自体の在庫が無く、定価での購入ができないように見えますが、街の書店には在庫していました。これほど早い時期にアマゾンで在庫切れとは?本自体は、前回も買って活用したもので、広域を巡る旅には、持っていたほうが絶対便利かと。
ほんとに不思議なくらいくっつきませんね。シリーズ商品で他の方のレビューに書いてある通りです。 ちゃんと膨らんで焼けた(?)ことがわかります。 焦げ目はつきませんが、ゆで餅と違って表面が溶けないので料理にも使い易いです。 結構大きさがあり、普通の餅4個なら膨らんでも餅同士がつくことがありません。 餅以外に何か使えないかなと思います。 でも、正直“焦げ”も餅の味の要素のひとつなんだなって思いました。
作品を見たい。車でカーナビを使いたい。作品近くの電話番号が解ると非常に便利だと思います。作品近くの電話番号がぜひ欲しいと思います。
福祉制度も無い時代に、雪国で旅芸人をしてまわる盲女・おりんの悲しさが伝わってくる、よい作品だった。ただ、ところどころセンチメンタルさが勝ちすぎなところもあったが、そういうウェットというか湿った描写も、作者の特徴なのであろう。
|