J-POPだけでこんなに素敵なクリスマス・アルバムが創れるわけで、含まれている楽曲の質の高さと歌っているミュージシャンの顔触れの豪華さは特筆ものです。知らなかった曲も多く、このアルバムで多くの素敵な歌手と楽曲に巡り会えたのは僥倖でした。
DISC 1 は『Female Side』で、16曲の女性ヴォーカルを収めています。
定番の「クリスマス・イブ」を歌っているJUJUの軽快な歌唱とバックバンドの巧さにびっくり。ジャジーで、R&Bの香りも漂う素晴らしい歌唱でした。
かの香織の「ラスト・クリスマス」もキュートな歌唱で、英語の歌詞の歌い回しが見事です。
矢井田瞳 & 恋バスBAND with 小田和正の「恋バス」もいいですね。ポップで切なくて、ヴォーカルの水準も高いですし、珍しい顔合わせの曲でした。
忌野清志郎と篠原涼子という異色の組み合わせ「パーティーをぬけだそう !」も面白い趣向です。
DISC 2は『Male Side』で、同じく16曲の男性ヴォーカルを収録しています。
CRAZY KEN BANDの「クリスマスなんて大嫌い!! なんちゃって」を聴けたことに感激。
前田亘輝が歌い上げた「CHRISTMAS FOR YOU」には聴き惚れましたし、敬虔な雰囲気が漂うDEENの「Christmas time」、50年代のオールディーズのような浜田省吾の「Sentimental Christmas」も好きな曲です。
STARDUST REVUEの素晴らしいハーモニーを堪能できる「 SILENT NIGHT~WHITE CHRISTMAS」がラストに収められています。何回聴いてもハッとするような出来栄えで流石に凄いグループです。
お馴染みの辛島美登里の「サイレント・イヴ」、稲垣潤一の「クリスマスキャロルの頃には」、ゴスペラーズの「星屑の街」も収録されていますので、お得感が満載です。
SACD対応のデッキがまだ来てないので車のデッキで再生しましたが 「とっても音が良い」ノーマルデッキなのでSACDの音源ではありませんがそれでも通常版のBEST OF SOULより良い音です。これでSACD再生できるデッキなら・・・。 限定版のDVD付きでなく通常版を購入予定の人ならこちらがおすすめです。
普段は洋画が中心で余り邦画は観ないのですが、デヴィッド・ボウイのファンでしたので当時映画館まで 足を運びました(大島渚監督の事も余り知りませんでした、ごめんなさい)。
ところがこの作品の持つ独特の魅力にすっかりハマって結局3回も劇場に通うハメに(笑)。
皆様の方がこの作品の魅力については精通されてみえると思いますので私が語るのもおこがましいので すが、デヴィッド・ボウイ、トム・コンティ、坂本龍一、そしてたけしが織りなす極限の状況下(戦時中の俘虜 収容所)での人間ドラマは本当に見応えがありました。
特にセリアズ(ボウイ)とヨノイ(坂本)、ローレンス(トム)とハラ(たけし)の友情とも愛情ともつかない微妙 な関係は、敵味方であるがゆえの不幸な展開とも相俟って立派な反戦映画としても成立していたと思い ます(戦闘シーンは皆無ですが)。
そして数々の印象的な名場面(例えばハラが酔ったフリ?をしてローレンスを牢獄から出すシーン、セリ アズがヨノイの頬にキスをするシーン等・・、勿論ラストの振り向くローレンスとハラのアップは言わずも がな)はあの坂本龍一の素晴らしいサウンドトラックと共に今でも脳裏に鮮明に焼き付いています。
今回は多分3度目のDVD化だったと思うのですが、正直出来れば画質がアップされたブルーレイでの 発売を期待したかったところです(ジャケットも個人的には以前のポスター柄の方が・・)。
ただこの作品は人気も高く廃盤になると凄い(プレミア)金額になったりもしますのでまずは今回の再発 を素直に喜びたいと思います。
まだ新しいDVDの画質は未見ですが、大好きな作品なので・・・星5つです。
メリークリスマス、ミスターローレンス・・・
1枚目のBEST盤以降をまとめた第2期BEST盤とUSAデビュー盤のカップリングです。
DVD1には「DO THE MOTION」以降のPVが収録されているので、見てもよし!聴いてもよし!のお買い得盤です。
USA盤は日本でのイメージとは若干違ってよりR&Bよりのサウンドになっています。
せっかく購入するのなら絶対に2CD+2DVDがおすすめです。
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