学校に通うことになったヒカリ。 「外の世界には様々な色がある」 と期待し、胸躍らせていた彼女だが、学校生活を安寧に 過ごす生徒達を見ているうちにその期待は薄れ始め、そして…。 再び、もう1人の彼女が目覚める。 第五話は非常に身近なカタルシスが描かれていたと思う。 誰もが一度くらい考えたことのある、学校や会社に行きたくない… という憂鬱感。行きたくなければ、無くなってしまえばいい…という 稚拙ながらも、まさしくその通りの憎悪にも似た感情。 社会のルールに従っている限り、逃れられない運命。 それを断ち切るためにヒカリは宇宙からやってきたのか? 平凡な学生生活描写は、どちらかと言うと80年代のアニメに よく似た雰囲気があって、ノスタルジィさえ覚え、懐かしい気分に。 第六話のキャンプはやや強引な方法で温泉を出したが、 これも逆に焦らさずに視聴者サービスを提供していると考えれば 潔いのではないのだろうか? 今はこれでいい。退屈な日々を、大切な誰かと過ごす。 いつか、その当たり前だった日々が、とても懐かしく思える日が きっと来るはずなのだから。この巻はジュブナイル色が濃く、満足できた。
ちゃんとツボを押さえておりますね。 キャストが最近ヒットした「まほろまてぃっく」と同じというのが非常によい。 まほろが好きな人は選んで間違いないですよ。
この作品、良くあるアニメを漫画でもやってみました、と言った感じのものだ。しかし、実際に読んでみると内容が違うように思える。テレビアニメのストーリーを短く、イイとこをつなぎ合わせたような感じがするからである。他のアニメ先行型の漫画版と違いがさほどない。言いかえれば期待通りの漫画と言うことだ。私はこうしたアニメと同じ展開を好むので、まあ楽しめた。しかし漫画オリジナルのエピソードを期待する人にとっては少々物足りないものだと思える。まあ、この漫画を読む人はそうしたお約束が分かっている人だと思うので、その期待は裏切られないだろう。序盤のアニメと同じ展開は良いと思うが、この先の展開ではテレビアニメと違うアプローチを期待したい。
買うぞーー!ほっすぃーーーー
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