原作付ではない谷口ジローの作品。 原作付ではない彼の作品は「動物物」と人の心の襞を描いた「人間物」に分けられるが、本作は「人間物」にあたる。 ある日、バイクに乗った高校生卓也と会社員の男久保田の運転するワゴン車が衝突事故を起こした。卓也は一命を取り止めるが、久保田は息を引き取る。そして、卓也は意識を取り戻したが人格は久保田と入替わっており少年自身の記憶はなくなっていた。つまり、体は卓也で心は久保田である。 物語はここから始まる。
久保田は残した妻子の家を訪れる。どうしても伝えたいことがあるのだ。しかし、妻は事故の当事者である卓也の姿をした男の言うことに耳を傾けようともしない。 そして、時間とともに卓也は記憶を取り戻し始め、卓也の中には自分と久保田の二人の人格が存在することになった。しかし、久保田は、卓也が記憶を全て取り戻した時に自分の人格は消失してしまうことを知ってあせり始める。 事故の本当の原因は何か。久保田は何を伝えたいのか。久保田とかかわることによって少年はどう変わるのか。
二人の人物が入れ替わるというのは小説等にもよくある設定であり、目新しいものではない。 しかし、この作品は、何故入れ替わったのかという必然性、登場人物の心の動きや揺れが全て描かれている。 そして、谷口ジローの描く絵でなければ成功しなかったであろう作品である。登場人物は多くを語らない、目で語り表情で語る。背景も何かを語っている。 原作付きではない彼の作品は地味だがどれも味がある。本作も地味ではあるが彼らしい作品で佳作である。
格安なのに、しっかりグリップ!大変満足致しました。このサイズのタイヤは、アメリカンタイプに多く使用していると思いますが、流石にこのメーカーだけあって、他国製の物と違い質が良いですね!しかも安い!!
各地ガッシュファンの待望のストーリーモードなどは一切追加されず PS2版の前作とゲームモードは一緒です。 キャラも増えたとありますが3キャラしか増えていません。 しかも原作のマンガで活躍した魔物とかではなく 金色のガッシュベルの映画「101番目の魔物」の魔物です。 画質は前作より多少綺麗になったと思いますが 内容はほぼ一緒でキャラも3キャラ増えただけなので 前作を遊び尽くした人にはお勧めできません。
主人公は女ヴァンパイア。
女王や王女をさらってきて、調教して魔力を吸ったり、アイテムに変えてもらうのが主なゲーム。
調教できる日数に限度がなく、粘ればずーっとパラメータをあげることができるが、
設定されている日数を超えるとパラメータの伸びが悪くなる。
声は、女の子のみで、主人公には無いのが難点か。
・調教の進度について
調教の進度による「堕ち具合」は中々のもの。
シナリオライターは良く理解していらっしゃると関心するほど。
調教が進むにつれ、吸血により吸える魔力も大きくなるし、魔界のお偉いさんに高く売って、
貴重なアイテムを手に入れることも出来る。
アイテムがあると、調教などが楽になるので、是非とも早めに手に入れたいところ。
・キャラメイクについて
キャラメイクは、ランダムでパラメータが設定されるので、レアで能力の高いパラメータが出るまで、
何度も探索を繰り返すことになるが、こういうのが好きな人にとってはのめり込める要素といえるだろう。
育てたキャラ同士は、配合して時代が経過することで双方の特徴を受け継いだキャラを作ることができるが、
こちらはパラメータをランダムで求められない仕様。
音声が少ないことと、Hシーンでのキャラの構図が少ないことが難点か。
発想は良いので、もうちょっと煮詰めていれば、と思う作品。
再販の箱のデザインが少し変わっています。 ダークな色使いで最高にクールです。
造形に関しても文句はないです。 この値段じゃなくても買いです。
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