吉田直先生の壮大で感動的なストーリー、THORES柴本先生の神秘的なキャラクターデザイン、
そして九条キヨ先生の目を見張るような絵が美しい、漫画版トリニティ・ブラッド。
いつも新刊を楽しみにしていて、今回も期待通り文句なしと言った出来です。
毎回新刊が出るたびに九条先生の絵の輪郭と言うか、何かスッキリした印象になってきていますが、
変わらずいつもどおり美しく文句のつけどころがありません。
勿論、物語も。
私はトリブラを漫画から知り、この漫画版が好きなので
わざと原作を(漫画版が終わるまでは)「さわり」の部分だけしか読んでおらず、
そのため、このアルビオン編は
「シェラが死んじゃったらトリブラがベ○バラっぽくなった…!!」と衝撃的だったのですが、
(シェラザードがトリブラの中でもずばぬけて好きだったのもあり)
まだ始まったばかり。
これから一体どのように話が進んでいくのか楽しみです。
12巻の終わりから始まったアルビオン編は、新キャラも沢山出てきて、更に華やかな印象。
もう誰もかれも美しい。魅力に満ちています。
(個人的に、トリブラって嫌いなキャラが一人も見つからないからすごいです!)
オリジナリティがない等賛否両論分かれる漫画版ですが、
私は作者の吉田直先生が死去してしまった今ではそれが仕方ないと考えますし、
九条先生の絵でトリブラが甦ると言う風に考えた方が楽しめるかと思います。
原作とは違ったトリブラを見たい方は合わないかもしれませんが…。
私はトリブラを読んで、
直先生はなんて衝撃的なほど悲しい物語を書かれるんだろうと思いましたが、
この作品は、小説にシフトしてしまった今、私が唯一読み、唯一楽しみにしている大切な漫画です。
今なお1巻から手元に並べていて、
常にいつでも読めるような場所にあり、ふと読んでは涙する…。
ラストに関してはなんとも言い難いですが、
個人的には(無理な話だと思いますが)、未完で終わった原作のように終わってほしい…
漫画版の「終わり」を意識して書かなくてもいいような気がしています。
次も楽しみ。
それまでは1巻から今回の13巻までをまた読み返していようと思います^^
長々と失礼致しました。
この巻は好きです。久しぶりに面白いと思えました。 黒薔薇と姫、真夜子に焦点が当てられ、彼等の過去があっさりと明かされます。 特に黒薔薇兄弟は、朧児の考えや過去がわかります。この巻ですっきりと過去がわかるわけではなく、前巻とあわせてまた、自分で脳内補正して繋ぎ合わせなければなりませんが、単純に見えてそこまで単純ではないのでなかなか面白いです。ネタバレになるのでこれ以上は書きませんが。 なのでこの巻だけだと星四つはつけたいのですが… いかんせんここまで進むのに遅すぎました。今までのストリー、こんな感じでキャラの過去を暴くのなら、五巻や六巻で事足りたと思います。ストーリーに深みがあるわけではなく、どちらかというと単純な話だと思うので…。ここまで引っ張ってもダレるだけです。 10巻になって過去をだすのなら、もっとストーリーねって、きちんとキャラ一人一人の感情を描写するべきだったと思います…。残念です…。
九浄三郎…梶裕貴、志萬安吾…福山潤、 黒薔薇…森川智之、千両…鈴村健一、 白狐…石田彰、弁天…朴ロ美、 沖野真夜子…沢城みゆき、 白百合姫…竹達彩奈、鈍…齋藤彩夏、 写楽…中田譲治、花房…島本須美、 九浄仁子…千葉紗子、黒薔薇幼少期…南央美、 菫…甲斐田裕子、白百合大殿…稲田徹
とにかくキャストが豪華!! この劇-Iと一緒に劇-IIも出てますが、主要キャラについてはどちらのCDにも少なからず登場するのでご安心。 劇-Iは九浄三郎と志萬安吾、劇-IIでは黒薔薇と千両にスポットが当たっています。原作では語られていないお話なので、ゾンゼロファンは要チェックです。
唯一欲を言うならば。 いやらしい話、CD1枚3千円という壁です。 ドラマCDでこの金額は割と普通ではありますが、2枚買おうとなると少し辛いものがあるかもしれません。
私個人からしてみれば、別々で2枚出すのではなく、2枚セットで1つ出して欲しかったということです。 どちらかを我慢して1枚を選ぶには惜しい作品だからこそ、2枚セットにしてお値段を少し浮かせた方が良かったのではと思います。
その点をふまえ、☆―1です。 思ってたより声とキャラがマッチしてたので良かったです。 特に弁天の姐御。
さすがに話が重厚とはいえ、もう少し見やすく描いて欲しかったかな……
面白いには面白いのですが、ここまで比較的原作通り話を描くのであれば、もう少し時間が掛かっても15巻と同時発売とかにして欲しかったです。
ページも薄いし……せめて、あと1、2話くらい収録してもよかったかと……
確かに丁寧に描けているとは思いますが、まだ、前回に引き続き謎掛けの段階であるとはいえ、今回はさすがにテンポが悪い気がします。
原作と少し違っても、漫画としての構成で少し組み替えてもよろしいかと……
長編であるが故に長くなるのは仕方ありませんが、さすがに漫画にしては会話を読む部分が多すぎる。オッサン達がかっこよかったと言う印象しかないです……
それでも、教授やっぱいいな〜ついでにケンプファーとの繋がりとか原作以上に描いて欲しいですね。
あと、斬り裂きジャックとのバトルは優雅で良かったです……そして、ペテロは既にサブ主人公の地位を確立しつつありますね。エステルがんばれー!
そして、前回のカイン降臨につづき、過去回想でヤンキーアベルとリリス姉さんが登場。個人的にリリスはもう少し大人っぽくして欲しかったかな〜
せめて誰かキャラに焦点を当てた、書き下ろしの外伝を10ページ分でもあれば、まあ、こんなもんかな〜と妥協できたのですが……
次回でもう少し派手な展開とページ数があることを所望したいです。
ページの割に値段いつも通りで、長編の中のエピソードとしても、単品の巻としても、正直微妙な巻ですが今後に期待したいと思います。
楽曲に関してはシングル曲などの寄せ集めなので割愛。
問題はDVD。 3800円と高めの設定なのにも関わらず、それに見合った内容ではないと思う。 PV3曲の内2曲が90秒バージョンって…。 何か仕掛け絵本とかそういうものに力入れるんじゃなくてPV一曲丸々収録して欲しかった。
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