「On The Move」完全盤です。
全24曲、当時CD未発表の「Yellow Center Line 」も収録されている上にリマスターのおまけ付き。
「Midnight Primadonna」の音源は泣けます。
小山卓治&DADが、一番勢いのあった頃の音源です。
昭和62年当時、オリジナルは10曲入りで2800円ですので、+14曲にリマスター編集なら、価格も妥当だと思います。
通しで聴くと少し疲れますが(笑)迫力のあるライブ盤です。
ジャケットやライナーも良いです。
補足として、この国では学生(子供)目線の曲は売れても、労働者目線は難しいんだよな〜。
突っ走っていた「ROCKS!」以来、10枚目、実に8年振りのフルアルバム。 時を重ねて丸さを帯び、それでも青を無くしていない。 何度も何度も聴いているうちに、大人の、男の、心の声が、静かにこちらに伝わってくる。 楽曲は全体にアコースティック。 が、高橋研さんとの共作「ジオラマ」は力強く、アルバムのアクセント的存在。 どの曲の音も出過ぎる事なく、それぞれの個性で、小山の言葉たちに色をつけている。 これはここ最近の、小山のLIVEの雰囲気をも思わせる。 「汚れたバスケットシューズ」はまさにライヴテイク。 小山卓治と仲間達。その声と臨場感は聴いていて、それを浮かばせ心楽しい。 だがその中でもイチオシは「ユリエ」。きれいな音の中にある、その物語を読んでみて欲しい。! 「今夜のアリバイ」「ある夜の電話」このあたりの歌詞の切なさも、曲調、音が上手く引きたてている。 その他「種」や「最初の奇跡」極端なハデさは感じられないが、それがなお歌詞を届かせる。 ここに今伸びやかに囚われず、楽曲に取り組む小山が見える。 本当に何度も何度も何度も、繰り返し繰り返し聴いていたいアルバム。
15年来の甲斐バンドファンだが、ある甲斐関連のサイトでお勧めになっていたので聞いてみた。 ベスト版というのもはじめて聞く者にとっては馴染みやすかった。 久し振りに1曲、1曲に魂を感じ、今回はじめて彼のCDを購入することにした。
シンプルなだけに、詩の力を感じた。
石野田奈津代の歌声は素晴らしかった!!
売れる事だけに造られたエセ・ミュージシャン達が、流行りの言葉を羅列し 意味のないラブソングをシタリ顔で歌っている今、この時に、ありふれた飾りのない 言葉で朴訥と歌い続けるストーリーテラー・小山卓治。 5年振りになるこのアルバムは、今までとは少し違う彼に逢えると思うナ・・・・・。 どの曲がどうなんて私如きが偉そうに言えるとは思わないけれど・・・ただ、全曲聞き終えて 少し、ホッとした懐かしい気持ちになれたんだナ・・僕は。
彼の「夢の国へ」は、浜省の「I Am A Father」なんだろうな・・・。 アプローチの違いはあるけれど、父親の優しさ、願いは一緒なんだろうナ・・・・。
あと私事で申し訳ないんですがインディーズでも良いから 泉 洋次のファーストアルバム復刻が出ればいいのに・・・
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