「ブラック・サンデー」VS「パニック・イン・スタジアム」、「動脈列島」VS「新幹線大爆破」。さて共通項は? 噂によれば、「ブラック・サンデー」はスタジアム側の全面協力が得られたが、「パニック・イン・スタジアム」はスタジアムでの撮影は難色を示された(従って写っているのはほとんどゲリラ撮影とセットらしい)。一方「新幹線大爆破」には国鉄の協力が得られたが、「動脈列島」はやはり難色を示された――らしい。その理由は、扱った題材のアクチュアリティ=迫真性によるところが大きい。「新幹線―」や「ブラック―」が絵空事ということでもないが、「パニック―」や「動脈列島」は明日にでも起こりうるほどの真実味があるのだ。著名批評誌でその年のベストテンにも入った「新幹線―」に比べて完全に埋没した(興行的にもほとんどしょぼかった)感じの本作だが、鉄道騒音問題という社会派的な視点に犯罪スリラーを絡めた展開は、大映時代に「黒の試走車」を始めとする「黒の―」諸作を量産し、世界でも類例を見ない“企業社会派”作品群ともいうべきジャンルを確立しつつあった故・増村監督の真骨頂と呼べるものだ。現在見ても決して古びない、迫真の映画体験を保証する。
永遠のポップスというタイトルですが、ジャズ、ロック、映画音楽と50年代から70年代のヒット曲が収録されています。
楽器は演奏しませんが、ボーカルの練習にも最適な本だと思いました。 日本語の歌詞の曲もあります。
もともと「生茶」のCM曲を捜していたところ、このCDに辿り着きなんとなく購入したんですが、大当たりです。 TVやCMなどで耳にした事ある曲や、聴きなれた曲がたくさん収録されています。 普段、あまり聴いた事の無い西部劇系の曲がたくさん入ってて楽しめました。 映画サントラ好きの私も新しいジャンルを開拓出来た気がします。 車で聞き流すのに最適ですよ!!
名前だけは知っていたものの、まだ観たことがなかった作品。 低価格なので購入して観て見ました。
とにかく時代を経ているので、テンポが現代と異なりスローに感じるかも、 と思っていましたが、全くの杞憂。 ビルの完成から直後に工事の不備が発覚。 その責任と対処に追われるポール・ニューマン。 そして火災の発生・・・
もう一気に物語の世界に引き込まれました。 「クール」の代名詞であるスティーブ・マックイーンはここでもいい演技をしています。 2大俳優とも懸命な救出作業とその方法への努力を惜しまない姿に感動してしまいます。
それだけではなく、その他のキャストも丁寧に描写しており、 感情移入できるキャラクターが必ず一人はいるはず。
ビル火災のシーンは、夜であることを上手に使って、恐らくミニチュアとの合成で撮影したのでしょうが、 とてもよくできています。 いまのCG技術にも劣っていない。 (作品に違和感なく出来上がっている、という意味)
観始めたら止まらずに一気に観てしまいましたが、2時間40分もあったのですね・・・ それでも完成度は高い。 満点です。
30年位前、土曜日の昼下がりのTV放映を観たいがために、小走りで下校した事を思い出しました。イーストウッドというだけで予備知識ゼロでしたが、大好きだったマカロニウェスタンとはまるで違う展開に、最後まで惹き付けられました。今でも頭の中で筋を追うことが出来そうなほど記憶は鮮明ですが、当時子供だった自分が、今改めて何を感じ取れるのかとても楽しみです。あの頃は登場する大人の女性たちの思惑ではなく、兵士を純粋に慕う少女に感情移入していたんですよね〜。
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