まあ、あやかしびと級かと。私はあやかしびとよりこっちのほうが好きですが。
テーマとしてはやっぱり「存在理由」でしょうか。 各キャラ、存在理由(例えば拒絶、憤怒、恐怖とか)を持っていて、存在理由を高らかに謳い上げて大体そんな感じの武器や技を使ってきます。 存在理由は、各キャラの人生に直結してるから、本人の人生をまるまるぶつけあって戦闘してるようなもので、凄く濃いです。
あと愛が… アダムとイブと、アスタロトと××××(一応伏せ)のは感動しました。アスタロトのほうでは泣きました。
それと主人公の設定の勝利ですかね。 主人公については何書いてもネタバレになりそうで書けないんですけども…。 戦闘面ではなく、心情面などで設定の勝利だと思いました。出自故の、成長の伸びしろは目を見張るものがありました。
4ヶ月待ちましたが、満足でした。かなり切ない気持ちになったので、どうもギャグっぽいドラマCDを買うかは悩み中です。
「空白の五マイル」に続いて出版された本書は,ヒマラヤのダウラギリ山系のコーナボン谷において,雪男を捜索するという,未確認生物を探し出そうというある意味で荒唐無稽のお話である。
雪男が発見されていれば,今頃すごいニュースになっているだろうし,そういう意味では「やっぱりいなかったのか」と結末を予想したりもするけれど,読み進めていくにつれて,「あれ?もしかして居たの?」と感じさせるところはすごい。前著でもそうであったが,「グイグイと読ませる力」は著者の天賦の才能であるのか,一晩かけて一気に読むのもお勧めできる。
実際には,本書が前著よりも先に書かれていたためか,文章のところどころの修飾がやや多いように感じられたりもするが,特に嫌味になることもなく読むことができるのがいい。
実際の,著者を含めた捜索隊の顛末を含め,このコーナボン谷がどうして,「日本人の間でこんなにも雪男が出没される場所」として認知されるにいたったかが,綿密な取材によって明らかになる。
その構成は,前著でおなじみであるが,薀蓄になることのない,「ハラハラして読ませる知識」としても読み応えがある。
最終的にはまた,山あい深くに出かけてしまうのであるが,最後まで落としどころが予想できない,楽しめる一冊である。
可能であれば,現在の文章量であればもう少しスリムな体裁にするか,さらに取材をすすめて倍ぐらいの量を提示するかをしてほしかったりもするが,著者の興味がさらに次に移ってしまっている現状では,それを期待するのは贅沢か。
面白いですよ。内容については書きませんが、王道っぽく進む中でたまに予想外の展開や複線、秘密などなど見てて飽きさせないです。なんか都合のいいように進むわけでもないのでそういうのにイライラする人でも見れるのではないでしょうか。
西友も豪華ですし、OP、EDともに悪くありません。
ネットで主人公の佐菜がschooldaysの誠化してるとか、ヒロインの菜々香が言葉化してるとか言う人がいますが全くそんなことはありません。別に佐菜は高校生ですし、休日に昼間ギャルゲーをやっててもおかしくないし、間違って下着を見てしまうとか押し倒してしまうとか王道なのでよくあることです。意図的ではないし。
それに星野さん(ヒロインがツンツンな作品によくある主人公に優しい娘)と仲良くしてるのだって親切にしてもらったから友好的に接している。ただそれだけです。別に菜々香と付き合っているわけでもなく、まだ菜々香の過去を知らない段階ですしね。
菜々香だってそういう佐菜をみて嫉妬しているだけ。よくあることです。別に身投げしたわけでも人を殺したわけでもないです。
ただ放送時間がschooldaysがやっていた枠の番組だというだけです。
長くなりましたが、とにかく面白いのでおすすめです。
これは真散ルートが一番面白いと思いました。
でもショウトカットのシステムが無いので少し残念に思いました。
OP曲は自分的に良いと思われます。
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