Coldplay「静寂の世界」のピアノ譜です。ギターコードも付いています。テクニック的に難しいものはほとんどなく、ブルグミュラー25番程度の方なら十分楽しめると思います。イントロのピアノが印象的な映画「ピーターパン」のテーマ曲も掲載されています。値段も手ごろだし、Coldplayの楽譜はまだ少ないので、これはお薦めです。
UKではもはや国民的バンドの座を揺るぎないものにし、2ndアルバム「静寂の世界」はアメリカでも大成功、ヴォーカルのクリス・マーティンは女優グウィネス・パルトロウと婚約とノリにノッているコールドプレイ初のライヴDVD。とにかく美しい楽曲と演奏により世代を問わず幅広い支持を得ているこのバンドだが、ベスト盤的な選曲の良さもさることながら、メチャクチャ動きまくるクリスのはしゃぎぶりに感動させられる。特にあの美しいバラード・ナンバー「イン・マイ・プレイス」を観客を煽りまくりながら躍動感あふれるステージングで演奏するシーンでは、ヤバさスレスレのハイテンションぶりを発揮。ツアー・ダイアリーなどの特典映像も充実しています。
クリス・マーチンによると、このアルバムMylo Xylotoは、二人の主人公「マイロウ」と「ザイロト」が暗黒郷でめぐり合い、恋に落ち、ハッピーエンディングにいたるというコンセプトアルバムである(Wiki 英語版より引用)。なんだかわけがわからないタイトルに戸惑った人たちへちょっぴりインフォーメーション。
このバンドの魅力は、1stから変わる事のない美しいメロディーとジョニー・バックランドによる繊細なギターであり、4曲目がその典型か。チャーリーブラウンのリフレインが脳内ヘビーローテーション中である。♪Be the cartoon heart!♪
ヨーロッパの苦しい現状がモチーフになっているためか、このアルバムのストレートな歌詞は、苦しみ悩みながら生きている者達への共感(コンパション)に満ちている。我々、日本に住む者たちにとっても暖かい。
日本のコアなファンの間では賛否が分かれているが、英語が共通語もしくは公用語な国々での評判はまずまずで、例えばMetacritic(California)や Q(UK)などの音楽専門誌からの評価は極めて高い。
この名作の影の功労者はブライアン-イーノ。プロデューサーのクレジットの代わりにイーノクシフィキゼーション(イーノ化現象?)と記載されている。イーノ臭が希薄なのはクリスマーティン他のメンバーが彼のアイデアを血肉にしたことによる。
さて、LIVE音源の三曲は当に珠玉のボーナストラック。
日本版CD若しくはmp3ダウンロードをお薦めします。
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