前巻も大好きで、何度も読み返しています。今回も、本当に共感するところがたくさんでした。 それぞれの立場で、いろいろな悩みを抱える登場人物たちが、自分たちなりの解決方法や前向きな考えをもって進んでいくのが、本当に泣けます。 随所に「働く女として共感する言葉」がたくさんあります。「妊娠出産すれば仕事が遅れるし…」とか、「女でなければもっと(仕事)できたのにと思った」とか… 最高なのはラストページ。子供を保育園に預け、「行ってきます!」と言う主人公。「行ってきます!」が、「どうだ!これが働きママンの選手宣誓だ!」
多くの働きママンたちと一緒に読みたい作品です!
まるで自分の声を聞いているようでした。 自分と同じ気持ちで、同じ状況にいる人が、この世にいるということに、そしてまた、それすら気付かないでいた自分にショックを受けました。 当事者の方、家族問題に関わる専門家の方々、是非読んでください。 目から鱗とは、このことです。
ステップファミリーで育った子どもの立場です♪ 子どもの立場からも「うんうん、わかる!!!」って箇所が沢山。 エッセイのようなので読みやすいし笑えました。 親の恋愛も自分たちと同じなんだーって思いました。 あと、みんながこの本を読んでからステップファミリーに挑戦してくれたら 子どもにとってもすごく良い影響だと思います。 普通の恋愛と子連れでの恋愛は全然違う!! 子連れで恋愛を考えているなら、子どものためにも、この本を読んで!!
新津きよみさんの新刊です。
今回の作品は色々な家族のカタチを描いた7篇の連作集です。
【女友達・愛甥・別居・義理の兄・ステップファミリー・実家・一人】 タイトルだけ見ても身近なテーマでワクワクさせられました。
そして女性心理や家族を描かせたらとても上手い作家さんだけあってこの短編集はどれも面白かったです!
特に気持ちの変化が手に取るように理解出来る【女友達】 結末が見事な【愛甥】【別居】【実家】
短編ならではの切れの良さが光っていました。
Web連載をまとめた一冊。 連れ子同士の再婚、旦那様は某漫画家の元旦那でしたよね。 所々、キツイなーって感じる表現もありますが(義娘義親に対して)綺麗事だけでは暮らしていけない、著者の母親としての強さを感じました。 読みはじめは『愚痴エッセイ?』と誤解しましたが、多忙ながらも幸せな生活を築いている様子が感じられます。 いつまでもお幸せに! もし離婚しても、悪口な漫画やエッセイは出さないでね。
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