表紙のヒーローのかっこよさに期待しつつ購入。
ストーリーは読み応えがあって面白かったです。 国同士の軋轢や革命の経緯など、世界観や背景に関する描写はさすがな印象。 けれどラブコメとして文句なく楽しめたかというと、微妙なところです。
気の強いヒロイン、ナクシュデルと実直なヒーロー、リュステム。 正反対の立場と言うこともあり、序盤から反発しまくる二人。 ケンカ腰な二人のやり取りは中々楽しかったですが、 そこから徐々に距離を縮めていく過程が、ちょっと弱かったかな、と…。
中盤までにそういうシーンがちょこちょことあったものの、 ガツンと印象に残る場面が無いように思えました。 基本的に二人とも常識も良識もある優等生なので、 互いを分かり合うのも早いというか、あっさりし過ぎている感があり残念。
シリーズ物として続くなら尚更、もう一癖二癖あった方が良いように思います。 今のままではラブコメとしてもちょっと弱いかと(特にコメディの部分が)
とはいえ基本的に話は面白く、キャラも気に入っているので、 続巻があれば買うと思います。今後の展開に期待と言うことで、甘めに☆四つ。
挿絵は表紙同様とても良かったです。 個人的にリュステムの照れ顔が可愛くてお気に入りです。
十二支のおはなしの絵本はいくつもでていますが、その中でも絵柄が優しく色がはっきりしていて、読み聞かせに向いている本です。もちろん、本当の十二支の由来は暦から来ていますので、興味を持つようであれば、福音館書店の「きみはなにどし?」など、その辺りを説明している本を合わせて紹介するといいでしょう。
いや〜最高でしょ! 胸も最高!お尻も最高!笑顔も最高! こういうイメージDVDでここまで興奮出来たのは初めて 瑠衣ちゃんヤバイです。
久々にタイトルに泣かされた映画です。
※以下ネタばれ注意※
終りで始まりの〜 なんてタイトルをつけられ、おまけに紹介はラブストーリー。
どっちか死ぬんだ〜って思った人も少なくないはず・・・
実はこの映画、感情を表に出さない主人公がまぬけな目に逢って、
観ている人にシュールな笑いを誘うコメディ映画なんです。
終始、まったりとした雰囲気の中、突然プッと吹いちゃうようなほのぼの映画です。
疲れてる時に観ると癒されるかもしれません。
なのに、あの酷いタイトル。
4日間って言ったって、主人公が少女と出会ったのは帰郷して2日目くらいだった気がします。
別に少女と過ごした4日間ってわけじゃないんですよ。
最初の2日くらいなんて別に主人公に大した変化なんてないですからね。
最後まで、あー、どっちか死ぬんだと先入観バリバリで観てたら、
なんのことはない、ハッピーエンド。
ほっとしたというかがっかりしたというか、ラブストーリーって思って観てると
ものすごく残念な気分になります。
というわけで、観たことない人も、観たことある人も、
これはユーモア作品なんだって思って観た方が幸せになれると思います。
ちなみに、すでに書かれてますけど、原題Garden Stateはニュージャージー州を
意味する俗語で、監督・脚本・主演のザック・ブラフの故郷でもあるんです。
フロントの宮本以外あまり顧みられることがないが、 エレファントカシマシというバンドは日本最高といっていいリズム隊を有している。 このアルバムはその魅力を十二分に味わうことができる「名盤」だ。 ここ何年かの死屍累々たる試行錯誤を経て、 「エレカシでなければ鳴らせない音」がようやくここにある。 1曲目の冒頭から無闇にデカイ音で鳴らされるベースを聴け。 珍しく抑制された中にも鬼気迫るヴォーカルを根底より支えるドラムを聴け。 世間の潮流に逆らうようにギターによる装飾をわざと必要最低限に押さえ、 中~高音域に隙間の多い寂然としたサウンドはまるで利休の茶室のようでさえある。 オレは日本一の「エモ=ポスト・ハードコア」としてこれを聴いている。 そういう意味でむしろ最終曲は蛇足。 3曲目「地元の朝」の辛気臭さこそが真骨頂。
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