前半は素晴らしい! CMで幾度と無く使われた、スポーンの飛び降りシーン(マントのなびきがカッコいい)、 そして警察との銃撃戦。とてもテンポが良い。
しかし、後編、何か地味。終わり方も中途半端な感じ。剣の親父の存在も謎。消化不良。 多分、それは戦いが少ないせいだと思う。実質、悪魔の敵1匹としか戦ってない。 ヘルボーイのようにもっといろいろ戦って欲しかった。 軍団の司令官なんだから、部下はいっぱいいるはず。 また、親玉のCGが酷い。あれじゃPS2レベルだ。
だけど、スポーンの見せ場はいろいろ工夫されていて良かった。 目の緑色の光が妖しく、体から伸びる鎖は普通にカッコよすぎ。 バイクから降りた後の立ち方も最高にクールだった。
結果、監督は決して才能が無いわけではないと思う。スポーンの見せ方も良かったし、 演出もスピーディーで、クールで、作品のダークな特徴を捉えていた。 ただ、時代が早すぎた(映像技術面で)のと、脚本があまり良くなかった。 この監督に、最近のアメコミ作品並みの多額の予算でもう1度撮らせて欲しい。 DVDはこの値段では買い。だが、Blue-rayを待った方が良いかもしれない。
2004年のツアー以降はメンバー個々の活動が盛んなイエス。その中でも最もソロ活動がこれまで少なかったアランのリーダー・グループの新譜、かつメンバーにジェフ・ダウンズがいると知って、期待感を持って聴いた。
これが、絵を描いたようにオーソドックスなブリティッシュ・ロック、いや地味な80年代産業ロック、といったサウンド。プログレの面影は全く無い。アラン自身も作曲に関っているが、どの曲も「つまらない」とはいわないが、可も無く不可も無くの出来で何回聴いても耳に残らない。
アランとジェフの元気な近況報告を聴いての嬉しさで星は平均の3つとしたが、イエスのファンでもなければ星2つでも仕方ない、そんな、残念ながら平凡な作品である。
サリナ久々のニュウアルバムで期待に胸を膨らませて購入しました。
今までの彼女のCDはほとんど持っているので40枚程あると思いますが、その中でもこのアルバムはトップスリーに入れたいと思います。
選曲、アレンジ、演奏、もちろん歌、全て完璧!
これは絶対“買い!”ですよ!
現場の潜水艦乗りと米ソの政治家の動きがつぶさに見えるリアリティがすごい。小説ではあるものの、当事者に綿密にインタービューを行って書かれているので、ソ連ミサイル原潜K-219の事故前後に関するドキュメンタリーのように読めます。それでいて手に汗握るサスペンスとしても大いに楽しめる。翻訳の質が素晴らしい。
ずっと、CMなどで気になっていた曲が、この2枚組CDの先頭を飾る『ハバネラ~歌劇カルメンより』(資生堂のCMやコンタクトレンズのCMで使われていたエキゾチックな曲)。クラシックを現代風にアレンジした曲を大変に愛する私は、この曲のもう虜になってしまいました。最高です。歌姫フィリパジョルダーノに興味が出てきました。のっけから「やられたー!」って感じ。 さて、CD全体を見ると・・・・特にクラシックのファンというわけではない私でも、INDEXを一見するとすごい顔ぶれなことは分かる。なんとなくババロアかスパゲッティを連想してしまう名前のルチアーノ・パヴァロッティ、アンドレア・ボッチェリ(コーヒーのCMのちょっと熊サンに似てる人ですよね?)などなど、私でも名前は知ってる、っていう方の最高の絶唱。声楽の入門にぴったりと思います。いつもこれを聞きながら仕事をしていると、お気に入りの曲が各CDに5曲ほどあることに気づいてきました。全曲お気に入り!とまではいかないけれど、人の声ってドラマチックと気づかせてくれ、また、クラシックはこうして日常に聴いていくと、ぐっと身近になるんだと気づかせてくれた一作。だって、実際、私はこれから先述のフィリパ・ジョルダーノのCDを検索して購入しようとしている!
|